パリのJAPANESE SPA 「麻」のブログ

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パリ6区にあるマッサージサロン「ASSA」。
パリの日常、癒しや健康、おすすめスポットについて綴っています。

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先日、フランスでも公開された是枝監督の「海街ダイアリー」を観に行きました。
フランス語タイトルは「Notre petite soeur」(私達の妹)です。

久し振りに映画を観て感動しました。
海外に長く住んでいると日本に対してノスタルジックな気分にならざるを得ないのですが、恐らく今は失われているだろう日本の日常が丁寧に描かれていて、涙してしまいました。

是枝監督は今までも偉大な小津安二郎監督と比較されていたようですが(過去の作品は全く小津タッチだとは思いませんが)、この作品に関しては舞台が鎌倉であること、お葬式、法事が度々登場すること、ちゃぶ台を囲んで姉妹が食事をするところ、親戚の大伯母さんの登場など小津映画によく出てくる設定が登場します。


私が好きだったのはは4人姉妹が休日庭の梅を収穫し、梅酒をつけるシーンです。
私の実家には庭がなかったので梅の木はありませんでしたが、子供の頃6月になると母が八百屋さんで青い梅を買ってきて、梅酒をつけていました。
祖父母の家に行くと10年ものの梅酒があり、何ともいえない琥珀色の液体に羨望の眼差しを注いでいたものです。

すずを演じた広瀬すずが素晴らしく、彼女の瑞々しい表情をフィルムに焼き付けただけでも、この映画の存在価値があると思います。
また、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆と女優陣が皆さん良かったですね。
風吹ジュン、リリー・フランキーもいい味出してました。

日本でもヒットしたようですが、懐かしい気分に浸りたい方にはお勧めです。
パリのサロン・ド・ショコラが10月28日~11月1日まで開催されています。
フランス人のチョコレートの消費量は1人につき年間6.6キロ(2014年)!と尋常な数字ではありません。ちなみにお隣のスイスは年間12キロチョコレートを食しているとのことなので、上には上がいるものです。

27日(火)の夜、オープニングに行って来ました。
場所はPorte de Versaillesにある展示会場。
広大なスペースにチョコレートだけでなく、ジャム、ハチミツ、ボンボン等のスタンドが所狭しと並んでいます。
スーパーに売っているブランドから、いわゆるショコラティエが作る高級チョコレート、地方の職人さんが作るチョコレートなど様々な「お菓子」が展示されており、試食、購入ができるようになっています。

まずはお友達の寿月堂さんのスタンドにご挨拶。
寿月堂は築地の丸山海苔さんがプロデュースする高級日本茶ブランドです。


チョコレートをいくつか試食していると若干気持ち悪くなってきますので、お茶を飲むとほっとします。


フランスでも人気のパティシエ、サダハル・アオキ氏のスタンドは高級ブランドが立ち並ぶ真ん中に位置していました。
サダハルアオキ
サロン・ド・ショコラだけでしか味わえない「チョコレートのマカロン入りの抹茶今川焼き」はとても美味しかったです。

今年は日本から参加されていたチョコレート屋さん、キャラメル屋さんも多かったですね。

Pralusのプラリネ入りブリオッシュを明日の朝食用に購入し、帰路につきました。
月曜日はシャンゼリゼ劇場(と言ってもシャンゼリゼにはなく、アヴェニュー・モンテーニュにあります)にR.シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」を聴きに行きました。

こちらは学校が9月から始まりますので、劇場も9月から新しいシーズンが始まります(ミラノのスカラ座は12月からですが)。
ミラノのスカラ座の芸術監督だったステファン・リスネールがパリ、オペラ座の総監督に任命され、今シーズンのオペラは楽しみな作品がたくさんあります。

1913年に設立されたアールデコ式の建築物であるシャンゼリゼ劇場は客席が1905席とオペラ座より小ぶりですが、音も良く、ステージに近いので、歌手がよく見えるのも嬉しい。

今回はコンサート・バージョンなので、セットはなく、オーケストラもステージで演奏します。
私の大好きなヨナス・カウフマンがバッカス(テノール)を歌うので、とても楽しみにしていました。
しかし、オペラが始まる前にちょっとした事件が。

私の席はオーケストラの6列目右端でした。
演奏開始もうすぐというところで、南米系の女性がうろちょろしていて、係員に早く自分の席について下さいと注意されます。
恐らく、上の階の席のチケットを持っているのでしょうが、オーケストラ席に空席があればと探しにきていたのだと思われます。
私も学生の頃は高いチケットを買えなかったので、前のほうにいい席が空いていたら移動をしたりしていたものです。
さすがに違う階までには行きませんでしたけど(笑)。

すると私の2,3列後ろの金髪のマダムが「彼女、中国人ね」と一言。
席案内の係員が「違いますよ、南米系の人じゃないですか」と答えました。
マダムは「アジア系の人たちはああいうことするから」と差別発言。
思わず「私、日本人ですけど、ちゃんとチケット購入して、この席に座ってますけど」と言おうかと思いきや、ホールが暗くなったので、何も言えず。

普段、自分自身が差別されたりということは余りないのですが、ヨーロッパ社会の白人優越主義を久し振りに感じました。
フランスは移民に寛容な国だと思いますが(というか移民で成り立ってきた国です)、最近では極右のFront Nationalという党の支持率が伸びているなどと、移民に対する風当たりは明らかに強くなっています。

さて、シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」を聴くのは今回初めてだったのですが、聴き所のアリアが満載のとても楽しいオペラでした。
歌手のレベルが高く、最後のソプラノとテノールの二重唱は至福の喜び。
今シーズン、カウフマンはシャンゼリゼ劇場で4回も歌うので楽しみです。

パリに長く住んでいると温泉が恋しくなります。
こちらの浅いバスタブだとお風呂に入った気がせず、物足りないのです。
そこで、日曜日にお友達とハマム(スチームバス)に行って来ました。

フランスは北アフリカに植民地を持っていたこともあり、マグレブ(北アフリカのモロッコ、アルジェリア、チュニジア周辺)文化が根付いており、彼らのお風呂文化であるハマムはパリにもいくつか存在します。

マレのバン・ド・マレや5区にあるモスケのハマムが有名ですが、今回は6区のrue MayetにあるHammam Pachaへ。
こちらは女性専用で、年中無休で便利です。


入り口を入ったところからエギゾティックなムード満載です。

ハマムだけですと35€ですが、せっかくなので垢すりもついた60€のコースにしました。

ロッカーの鍵を渡され、水着に着替え、バスローブを羽織り、ハマムルームに向かいます。


中は結構広々としています。
右奥のブルーの部屋がスチーム・バス。ユーカリのオイルが炊いてあり、鼻まですっきりしそうです。

まずはシャワーを浴びて体を洗い、スチーム・バスに向かいます。
スチームで周囲はほとんど見えません。
10分ぐらいでかなり熱くなり、外に出て冷たいシャワーを浴びたりして休憩し、再びスチーム・バスへ。
身体が奥から温まり、筋肉がほぐれてくるのを感じます。
毛穴もしっかり開いてきた頃に名前が呼ばれ、上写真奥の垢すりコーナーに向かいます。

入り口で渡された垢すり用の手袋とSavon noirと呼ばれる練り石鹸で垢すり担当の女性が身体をこすってくれます。
これが結構痛い。
そして消しゴムのかすのような垢が出ることといったら、驚きです。

もう一度シャワーを浴びて、スチーム・バスに。


お風呂のようなプールがあったので入ってみるとぬるい!ジャグジーでした。
フランス人の人達はおしゃべりしながらずっと入っていましたけど、日本人にはものたりないかな。

何やかんやと2時間ほどハマムを楽しみ、すっかり身体が温まったので外に出ました。

こちらのハマムは清潔で、スタッフも感じが良くおすすめです。
お風呂やさん感覚で気軽に入れます。

Hammam Pacha
17 rue Mayet 75006 Paris
予約必要なし
(写真はHammam Pachaのサイトより転載)
銀座おのでらさんがパリにお鮨屋さんをオープンして早1年。
10月1日、パリ左岸のサン・ジェルマン・デ・プレに鉄板焼き店をオープンしました。
自称サン・ジェルマン商店街を担う私は早速、ランチにお伺いしました。

暖簾をくぐればそこは日本。
11席のカウンターに案内していただきました。


神戸牛のカルパッチオ。


野菜サラダ。
お野菜が瑞々しく、ゴマドレッシングも美味。

お肉はスイスの赤身のお肉(写真を撮り忘れました)。
焼き加減も抜群でした。


デザートには寿月堂さんの抹茶がかかったアイス最中。
とても懐かしい味。

若い料理長の手さばきも素晴らしく、日本と変わらない鉄板焼きが食べられます。

Teppanyaki Ginza Onodera
6 rue des Ciseaux 75006 Paris
Tél : 01 42 02 72 12