何時もよりも小飛は感じたのだろう
崩折れるように俺の腕の中で眠ってしまい
パジャマを着せても起きないままだった 
無理もない…実の叔母は意識不明の重体
そして従兄弟もやはり行方不明のまま
腕枕していたがそっと起きてベランダに
煙草を吸いながらも俺はずっと考えていた
…グオドゥンさんの事…そして実母たち 
リーツェンは何処に消えたのか…?
jackからは連絡が来ているが見つからず
その時[唐毅…灰が落ちる…考え事か?]
小飛がいつの間にか隣にいた…暖かい
[あぁ…グオドゥンさんの事を考えている
明後日が命日だからな…行くか?]…と
聞くと小飛は俺の手を掴むと真っ直ぐに 
[もちろん…一緒に行くから…唐毅]と
月をずっと眺めながら…愛してる