月下風葬
君と並んだこの空に
今は独りで佇んで
はらはらと頬を伝うこの碧は
いずれ朱を伴なりてほろほろと腕より流れ地に堕ちる
もはや碧が朱なのか朱が碧か
区別さえ出来ぬに等しい私には
もはや黒にはなれぬだろう
亡骸の様に冷ややかな刃がこの胸抉れども
朱が指先伝うだげ
幾月前になるだろう
碧はすべて涸れ果てた
巡る輪廻の片隅で巡ることをも許されず
矛盾にまみれた姿ゆえ
命の重さもわからずに
君を探すには遅すぎた
朱に堕ち逝くこの身ほど取るに足らぬものはない
不肖の身なれど密やかに栄華を夢見る恥知らず
黒に染まるその頃に花を添えに来れようか
君と並んだあの空に
今も独りで 佇んで
無に還れるその頃に
あなたのもとに逝けようか
今は独りで佇んで
はらはらと頬を伝うこの碧は
いずれ朱を伴なりてほろほろと腕より流れ地に堕ちる
もはや碧が朱なのか朱が碧か
区別さえ出来ぬに等しい私には
もはや黒にはなれぬだろう
亡骸の様に冷ややかな刃がこの胸抉れども
朱が指先伝うだげ
幾月前になるだろう
碧はすべて涸れ果てた
巡る輪廻の片隅で巡ることをも許されず
矛盾にまみれた姿ゆえ
命の重さもわからずに
君を探すには遅すぎた
朱に堕ち逝くこの身ほど取るに足らぬものはない
不肖の身なれど密やかに栄華を夢見る恥知らず
黒に染まるその頃に花を添えに来れようか
君と並んだあの空に
今も独りで 佇んで
無に還れるその頃に
あなたのもとに逝けようか