母は今日も生きている | 心のままに♡

心のままに♡

人に優しく
自分にはもっとやさしく♡

何もしなくていいんだ。
すべてはいいように動いてる。

休日になると

入院している母から

電話がある。



休日は

リハビリがなく

暇なのだろうか



カーディガンは

入院してから

ずっと同じのを着てるから

新しいのを持ってきて

洗ってほしい


とか


足の火傷の跡が痒いから

皮膚科の薬を持ってきて

など

母は焼夷弾の火ががもんぺに移って

足とその火を消そうと払った手に

火傷を負ってます。




1人で暮らしていたときは

滅多に電話など

してこない人だったのに



同じ病室の人が

次々と退院してゆくらしい



最近では

「いつ、退院できるの?」

と聞かなくなってきたけど



やっぱり入院生活は

自由がなく

嫌なのだろう



ようやく退院して

入居するホームが決まった。



来週はホームのケアマネさん

との面談と

リハビリの見学



それでOKがでれば

ホームとの契約になり

入居の運びとなるよ


と、説明してあげる。




できれば

年内にはホームに

入れてあげたいな




妹には

全く連絡がないそうだ。



時には

妹にも電話してあげたら?

というと


電話番号がわからない

という。



携帯の1が私

2が妹なのに。


と、いうことは

私の電話番号は記憶してる

ということ⁇



母は双子で

相方も関西で

ホームに入ってますが

元気です。



その相方の方と

常々連絡を取り合っているよう



どちらも旦那さんは

早くに亡くなって

おひとり様生活が長いのは

一緒。



双子ちゃんって

そんなところも

似るのだろうか?




2人揃って

金さん銀さんのように

長生きしてほしい。


ちなみにうちの母たちは

文武で文子さん、武子さんです。




退院したら

文さん、武さん

ビデオ通話でも

させてあげよう。




そう

私たちは

一生懸命生きている母たちに

少しだけ

生きがいをあげることしか

できない。




電話の向こうで

今日も精一杯生きている

母を感じる



生きていることが

私たちに何かを

見せてくれているのだろう。




それは

自分が母の年齢になった頃

わかるのだろうか。