はてさて。
松島ぷらぷら旅。昨日の続き。
福浦橋を渡りながら遠くにいる月を見つけた。
月は夜だけじゃなくて昼も存在していることを知ったとき、すごく衝撃的で、にわかには信じ難かった。
そのとき初めて、それまでの自分が
月は夜に空に浮かんでいるもの、もしくは夜とは月がそこにいるもの、みたいなことでしか月を認識していなかったことに気がついて
自分の目が存在を捉えられる夜、以外の月が
どこでどう過ごしているのか、とかそういうことを、そもそも考えたり想像すらしたことがなかったことに1番衝撃を受けた気がする。
目に見えにくいだけで、いるのか。
昼間にうっすら白い月を見つけるといつもそのときの衝撃をぼんやりと思い出す。
人の記憶は、感情とともに残るんだな。ほんとに。
余談でした。

この日は朝寝坊をしたから
島を歩く頃にはもうたしか16時近くになっていて
光が、ずっと、いい感じだった。

余計なことを考えず
目の前の景色をひたすらに吸収した。
充実した時間を過ごした。
良き旅でした。