先日、
上野の国立科学博物館に行ってきた。
想像してたよりもかなり混み合っていて
どうにかパチリと撮れた写真は少なく。

地球が自然に生み出した原石を
人が採掘して
種類や硬度等を細かく判別して
一つ一つ丁寧に磨いて、カットして
途方もない過程を経たあと
ようやくアクセサリーに生まれ変わるんだなぁとしみじみ感じられた展示だった。
原石が発見されたときの状態から
どんどんアクセサリーとしての宝石へ変わっていく様を見ながら
私は石がまだ原石のままだったり、コロコロとした石の状態のものがすごく好きだなぁと思った。
原石のときは
磨かれずともじっとそこに堂々と存在している感じがすごく良かった。かっこ良かった。
コロっとゴロっと、
そして時々キラっとした石たちは
なんかすごくおちゃめな雰囲気があって、可愛いなと思った。
個性があって
見ていて飽きない。
アクセサリーとしての宝石よりも
そのままの石が好きかもしれない、と思った。
“地球がうみだすキセキ”という副題はまさにその通りで、自然にこれらが形成されることにまず感動してしまった。
…と、まぁ、
石に宿るパワー、みたいなのを感じて安易に感動したわけなんだけど
正直、石にとってみればそんなの関係ないんだよなぁ、と。
そんな私がいようがいなかろうが
関係なく石はそのままで今も昔もただ存在しているんだよな、と。
そしてそれがまたいい、なんて
これまたチョロい私は思ってしまったりして。
宝石展、行けて良かった。
とっても楽しかった。
