月が大きいよって
教えてもらった

そのとき送られてきた写真。
とってもきれい

真ん中より左寄りの赤みをおびた光りが月。
ボヤけてる。
この写真全体がなんとなく。
最近は技術が発達してるから
本当に画質がキレイで、奥まで細部までくっきり見える写真がたくさん。
でも私はこういうボヤけてる写真も好き。
写真を見るだけでは分からないことも多くて
そのため想像させられる感じが。
ほんとの景色は
生で見た人にしか分からない感じが。
生で見ることの特別さはやっぱり見た本人だけのもの。
左の白く光ってるのは街灯だそう。
よく見ると緑の葉っぱが左にあるのも好き。
右の小さな光は、あたまむしの羽に街灯が光ってるんじゃないかって言われた。
なにそれ。なんかロマンチック。
写真は一瞬を切り取るから
生で見ていても気づけなかったことに
あとから改めて見て初めて気づいたりもするよね。
人は忘れる生き物だから
思い出すのも手伝ってくれる。
帰り道私も空を見上げたら
それはそれは強く光る月がどんと浮かんでて
写真で見る月とは想像が違った。
写真と、生と。
見比べるのも楽しいね。