今夜は

劇団鹿殺し
「キルミー・アゲイン」

を観に行ってきたよ。


鹿殺し特有の怒涛の展開、
エネルギーの固まりみたいなのが押し寄せてきて、
最後ガツンと飲み込まれると思ったら、
サッと、波が。引いていった気がした。

それは、決して、悪い意味じゃなくて。

今回のラストは、
飲み込まれる直前で、ふと、我に返らせられた、というか。

予感していたよりも大きな、抗えないくらいどうしようもない波で、
なんというか、自ら身を委ねるというより、
ただ逆らうことのできない何かが目の前に迫って来た感じ。

決定的なシーンを、観るのではなくて
最後に、自分の頭の中で想像させられたのが
逆に心をえぐられた。気がした。


歌やダンスの振り付けが面白いし
途中までヘラヘラ笑いながら観てたんだけどな。

帰り道、
昔の自分を思い出そうとしてる自分がいた。





すこーしおぼつかない足どりで帰ってきた、
この焦燥感みたいなものは、どこか私を不安にさせる。

観に行って良かったな。

過去共演させてもらったチャゲさんもやすも杏ちゃんも、みんながんばっていた。

明日千秋楽、本多劇場にて。

大阪公演もあるらしいです!!

大阪の人たち、要チェックです!!(^^)




今夜は「キルミー・アゲイン」の意味を考えながら寝る。

おやすみ。