KAKUTA 「ひとよ」


観に行ってきた。


ポロポロ泣いた。


なにがそうさせるのか、うまく言葉にできない。


あたしは観劇の感想を書くのがいつになってもうまくならないな。
観た記録は残したいからそれでもブログにするのだけど。。。




じんわりじんわり
物語は確実に進んでいって
最後に向かっていった。

すごいものを見てしまった気もするし
実はそれは自分にも起こってるかもしれなくて
それは、起こった出来事とかではなくて、内面的なところで。




演劇を観たという感覚じゃないなぁ

きっとそれは、あまりにも、普通の人たちがそこにいたからだ。

いや普通じゃない、普通じゃないかもしれないけど、
でも少なくとも私は普通だとおもった。

誰かにとっては普通じゃなくても
誰かにとっては他と変わらなくて。普通で。


最後の、
自分にとっては特別な夜が、他の人にとっては特別じゃないっていうセリフ、
ズガンときたな。




みんな何に期待して生きてるんだろう。
期待なんかしなければ、傷つくこともないのに。

でも期待ってのは希望ってことと一緒で
人は希望を持たずには生きてられないのかも。

報われることの方が少ないかもしれないのに。


悲しいのに、
舞台上からはずっと暖かくて優しい空気が流れてきてた。

わたしは、悲しい気持ちになったのに
肌で感じるのは暖かさと優しさで

あぁ、生きるって悲しくて辛くて、
でもそれを誰かの優しさで包み込まれるようなことなのかもしれないとおもった。







終演後、
20歳の国で共演させていただいたまささんと♡