昨日、

シンクロ少女
『ファニー・ガール』

を観ました。


私はお芝居を観るとき、どうしても一歩引いて観てしまうクセがある。
お芝居を観るときの、自分と舞台との距離感にいつも迷う。
どれくらい客観的に、どれくらい入り込んで観るのが正解なのか、わからない。

だけど、
昨日観た『ファニー・ガール』。
いつの間にか全身で観てた。

泣きそうになっても、泣くもんかって思った。
けど、
どうしようもなく堪えきれずに泣いた。
舞台を観て泣いたのはいつぶりだろう。



一言一句、正確なセリフは忘れてしまったけど、
残った言葉。
の、ほんの一部。

「シイが笑うから安心して落ち込むことができた」

「人を好きになるってことは、相手の中に自分だけが入れる場所を見つけることだ」

「今後会えなくなったとしても、会えないより会えて良かったって思う方を選ぶよ」

ズルいセリフだ。と、思った。
こんなズルいセリフを、あんな場面で、あんな表情で言われたら、泣いてしまう。


すごく切実なものが多かった。
リアルで、目をそらしたくなったのに、そらせなかった。
あと、すごく綺麗だった。








とかなんとか、
昨日の感動を正確に伝えたいと思うけれど、うまく言葉に言い表せない。

帰り道、頭がぼおっとしてて
しばらくしたら甘いものが食べたくなって、
アイスを食べたけど今度はあんまんが食べたくなって、
家近くのコンビニに3軒も寄ってみたけど、どこもあんまんは売り切れだった。

結局食べられず。

残念だったけど、
でもなんかそんな1日の終わりも納得できた。





シンクロ少女『ファニー・ガール』。

こゆび侍で共演させていただいた、墨井鯨子さんが出演されています。
くじらさんの演技でよりググッとお芝居に引き寄せられました。
本当に素敵な女優さんだ。

三鷹市芸術文化センター、星のホールにて、14日まで。

ぜひ、ぜひ、劇場に足を運んで、
私と同じ体験をしてきてください。

あぁ、つくづく、観に行って良かった。