念願かなってペット葬儀の仕事につき、4年目。
まだまだ駆けだしですが、この仕事をやってよかったなあと
思うことを残してみようと思います。
1番のご依頼は小学生の男の子が飼っていた子猫。
ホームページを立ち上げたばかりなのに見つけていただいたのが奇跡。
大急ぎで向かいました。
まだ1歳足らずの猫さんでした。
車の中に火葬炉を搭載しているのでご自宅での火葬が可能です。
なかなかお別れに踏ん切りがつかない男の子。
気持ちよくわかります。ご生前最後の姿です。
気持ちが整い、扉を閉じてひをともします。
煙突から陽炎がのぼり、男の子はずっと窓越しから見ています。
ねこちゃんは短い時間だったとしても楽しい時間を過ごしたことでしょう。
そして飼い主の男の子に生きることや死ぬこと、楽しいことだけじゃないつらいことを
のりこえることもこの先教えてくれるのでしょう。
動物からこんなに教えてもらうことがあるとは・・・と4年たって改めて思います。