1月ももうあと1週間とちょっとです。
本日はビルの中へお茶席の設営に行きました。
こちらは立札(たてふだ)

職人による手書きです。
味があってお茶会などの催しにはやはりこちらでないと!
当日来られるお客様の動線を考えつつ、携帯品預り所、待合所、濃茶席、薄茶席・・
携帯品預り所はお茶会においてはとても大切な場所のひとつ。
お茶を飲むときには扇子、懐紙など必要なものだけ持ち込むので、なくてはならない場所なのです。
配膳さん
京都には、紋付袴に白足袋の格好をした配膳さん(配膳司)という職業があり、茶席などの裏を支える重要な役割を担っている方がいるそうです。
茶会や下足の管理、荷物が誰々の・・主人の意図するものを察知しサササっと動いてスムーズに行くようにするなどお客様をもてなすのが仕事です。
料理の知識や食事の作法、しきたり、茶道や華道の心得も必要になるいわばもてなしの
スペシャリスト!
茶席だけでなく宴席や芸能などでも活躍されているのだとか。
ネットで検索してもこの職に関してはなかなか載っておらず、
知らない人が多いようです。
私も知りませんでした。
家の近くに代々の店があるのですがレストランのホールかなとずっと思っていました。
京都ならではの職ですね。
先輩のお話によるのですが、最近では人が減ってきているそうです・・。
配膳さんの本が昔に出たそうなのですが一度読んでみたいですね

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