配膳さん | 149歳 京都貸し物屋さんの新人日誌

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~文久三年から続く京都の老舗・貸し物屋のブログ~
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1月ももうあと1週間とちょっとです

本日はビルの中へお茶席の設営に行きました。


こちらは立札(たてふだ)

146歳 貸し物屋さんの新人日誌★





職人による手書きです。

味があってお茶会などの催しにはやはりこちらでないと!


当日来られるお客様の動線を考えつつ、携帯品預り所、待合所、濃茶席、薄茶席・・


携帯品預り所はお茶会においてはとても大切な場所のひとつ。

お茶を飲むときには扇子、懐紙など必要なものだけ持ち込むので、なくてはならない場所なのです。


配膳さん

京都には、紋付袴に白足袋の格好をした配膳さん(配膳司)という職業があり、茶席などの裏を支える重要な役割を担っている方がいるそうです。

茶会や下足の管理、荷物が誰々の・・主人の意図するものを察知しサササっと動いてスムーズに行くようにするなどお客様をもてなすのが仕事です。


料理の知識や食事の作法、しきたり、茶道や華道の心得も必要になるいわばもてなしの

スペシャリスト合格


茶席だけでなく宴席や芸能などでも活躍されているのだとか。


ネットで検索してもこの職に関してはなかなか載っておらず、

知らない人が多いようです。

私も知りませんでした。

家の近くに代々の店があるのですがレストランのホールかなとずっと思っていました。


京都ならではの職ですね。


先輩のお話によるのですが、最近では人が減ってきているそうです・・。


配膳さんの本本が昔に出たそうなのですが一度読んでみたいですねパー



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