この祭りは京都三大奇祭のひとつと言われ毎年多くの方が鞍馬の地を訪れます。
神事は午前から執り行われ、午後6時には「神事にまいらっしゃれ」の一言でいよいよ松明に点火され
幼児から青年まで約250本の松明が街道を練り歩きダイナミックな姿で私たちを驚かせます。

由岐神社はもともと内裏に祀られており当時の動乱や天変地異をおさめるため940年鞍馬の地にへと遷宮されました。その際の様子を現在に伝えているのがこの「鞍馬の火祭」だと言われいます。
松明をもって練り歩きその火の粉の中を2基のみこしが渡御し壮観を極めます。
深夜24時ごろまで続き、鞍馬の山は松明の火で赤く照らされ続けます。