ベースボール家は、約20年くらい前まで、8人家族だった。父は家族を支えようと必死になって働いた。母も父の稼ぎだけでは足りないので、パートをしていた。そもそも、父の父、つまり祖父は 若い頃、よく酒を飲んで暴れて祖母を泣かせたらしい。ある時そんな事ばかり続き、祖母は家を飛び出してバイクと事故にあって、足が不自由になった。当時小学生だった父は戦後、大家族だったので、鉄くずをひろったり、いろいろな仕事をしていたが、酒乱の祖父に、「そんな事ばかりするなら家を出る」と言って東京の大工の会社に飛び込んで、無我夢中で働いたらしい。だから祖父もその後優しくなった。父の兄弟も長男の父を「アニキ」といってしたっている。そんなベースボール家も3人になった。今1番元気なのが母だ。昭和の人って強いなぁ。