鶏のさっぱり煮を食べ終わり、もう少しなんか食べようと思い、冷凍ぎょうざを焼いた。まあ、これも失敗のしようがないね。
さて、ぎょうざも食べ終わり、焚き火の薪がまだ燃え切っていなかったので、後処理のような焚き火をしている時、事件は起こった。
不意に薪を動かそうと近くにあったトングを持った時だった。右手人差し指の指先に激痛が走った。何?見てないから何が起こったかわからなかった。痛い?いや?熱い?何?考えられる事は焚き火の近くにトングがあったから、小さな火種がトングについていてそれを指先で掴んでしまったのかもしれない。でも感覚としては指先に何かムシに刺された感じ。蜂にでも刺された感覚。指先を見ても刺された後もなく、火傷のようなあともないから、結局何が原因かわからないけど。
そのあととにかく指先が痛い。何をしても痛みが治らない。指を舐めてもダメ。冷たいものを押し当てても。どうにもならなかったので、いいかどうかわからなかったけど、クルマに常備していた頭痛薬を飲んだ。でもすぐに効くわけもなく、もうとにかく寝るしかない。横になると血圧の関係か、更に激痛が指先に走った。火傷の場合、氷を患部に当てると傷跡がケロイド状になってしまうという知識があったので、キンキンに冷えたビール缶を掴んでそのまま寝た。ジタバタしながらも割と早く眠れた。
朝起きたら痛みがなくなっていた。若干の感覚は残っているが。
結局何だったんだろう。
つづく