さて、今回のキャンプ場です。もう、前日まで迷いに迷ってね。出来ることなら、理想に限りなく近いところにしたいなと。
ネット、Googleマップを駆使して調べて。
ここ1年くらい感染拡大防止の関係から、他県からの利用者に消極的だった静岡県もありだなと。それほど遠くなく、僕の理想としては、キャンプサイトから川のせせらぎが見える(当然、聞こえる)ところでやりたいなと。
静岡県浜松市天竜区に「あてらの森キャンプ場」って言うのが、Googleマップで出てきた。情報がそれほどなく、ネットで調べて見るも、先に出てくるのは長野県の「阿寺の森キャンプ」で、静岡県のではない。
何とか静岡県の「あてらの森キャンプ場」の公式では無い記事が見つかる。Googleマップのクチコミにも書いてあるのだが、その記事の中にある管理人さんに電話して交渉するしかない。(まあ普通、電話か現地でのうけつけなのだが、最近はweb予約ってあるからね)
もう、理想に近いキャンプがしたかったから、ぶっちゃけ「川のせせらぎを聞きながら、何だったら見ながらキャンプがしたいんですけど. . . 」って電話で言ってみた。すると、「それだったら、ここは要望に十分答えられると思いますよ。」と。
「やったぁ!本当ですか?なかなかこういうサイトがあるキャンプ場ってありそうでなかなかないんですよね。」
「ソロで川のせせらぎを堪能するなら2号サイトだね。3000円でいいよと。」
少し前なら「高っ!」って思うところだが、有料のキャンプ場ならこれくらいにはなるよなと最近思うようになった。
もちろん、世の中には無料キャンプ場もある。なんだったら昔はキャンプ場じゃないところでキャンプすることだってあった。当時はソロキャンなんて言葉がなかったから1人で有料キャンプ場を使うなんてあり得ないくらいのことだったし、グループでキャンプして、まあ1人あたり1000円くらいかかるのも高いと思ってたくらいだし。
ここ、1〜2年でキャンプブーム、いやソロキャンブームが加熱している。キャンプやバーベキューはそれまでも、いい季節になればホームセンターや大型スポーツ用品店とかで、店内の模様替えの一環としてプッシュされることもあったけど、昨今のネットショッピングの進化で、アイテムが気軽に買えるようになり、それにつれ、店舗では置けない品数をネットなら在庫が持てて、. . .キャンプブームはなるべくしてなったと言っていいくらいですね。
だから何年か前まではソロ用のアイテムなんて登山用のアイテムを使うのが普通だったんだけど、こういう後押しで商品化する数が爆発的に増えてね。今じゃ100円ショップでも新商品が続々出る状態。
コロナのこともあり、1人でもできるソロキャンが増えた。キャンプ人口が増えた。国や県などがやっている格安なキャンプ場の利用者が増えた。ところが緊急事態宣言。いくらブームになったとは言え、それでも平日のキャンプの利用は少ない。いくら安い利用料のキャンプ場でも管理人を置く以上、1〜2人の人件費は絶対必要。国や県で管理しているキャンプ場は当然採算は取れず、国や県の予算(税金)で補填されているだろうね。ここ最近、それまで無料だったキャンプ場が有料になっている。グレーな場所ではグレーなことが出来なくなりつつある世の中。利用料2〜3000円でも客は来る。ブームでビジネスになる!と思って切り替えたり、それまでは国民の保養とかの観点から国や県が無料や低価格で管理していたが、コロナの関係から負の財産と位置づけて切り捨てた結果かもしれないね。まあ、キャンプ場が無くならなければいいし、有料にして綺麗に管理くれるならそれはそれでいいし。
おっと、話が長くなりましたが、今回の「あてらの森キャンプ場」は上記のような理由ではなく、今までキャンプ場として使われていた訳でもなく、いい環境だからひょっとすると無許可でキャンプをしてた人もいたのかも知れないけど、これは環境を壊さない程度に整備して是非ともキャンプ場にするべきだよという流れだったんじゃないかな。
そう、という訳で、管理人さん曰く、「まだ実は正式にはオープンしてないんだよ。だからホームページもキャンプサイトも工事中!なるべく手を加えず自然のままでやりたいんだけどねって。」
そりゃなかなか見つからないはずだ。
つづく