2つ続けて観ると、1と2は同時期に撮ったんだなってわかるね。と、なるとファイナルゲームの後の4も出来てるとか?


「カイジ2 人生奪回ゲーム」は地下労働のチンチロから地上に脱出し、2週間という猶予で当たれば10億円以上というパチンコ台「沼」に挑むストーリー。


沼攻略に相当な巻数を費やした原作だが、映画では軽快に進んでいく様は、仕方ないのかって思う。原作の震えるような感情は、いくら藤原竜也の演技を持ってしてもなかなか難しいな。

原作にはいない石田裕美(吉高由里子)には賛否あるようだが、作品としては女性も入れたいのは仕方ないよね。(福本先生は女性を描くのが苦手だからギャンブルもんを描くようになったっていう経緯があるけど。)

まあ、でも原作云々というより、こういう一攫千金のテーマって、そりゃ好きだし、作品として、いい出来だと思うよ。