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今回のコンサートの目玉は、何と言っても、先日発売されたミニアルバム「東京少年少女」の完全演奏。そしてその間ステージの左右での地元のダンサーのパフォーマンス。これが凄かった。

「東京少年少女」という、架空で作られたミュージカルを、9人の(内、4人は現役高校生)地元ダンサーが表現をした。その中を、素晴らしいバックバンドが、40年ものキャリアをもつベテラン歌手の角松敏生が、歌うのだから、凄いんだよ。

先行されたミニアルバム「東京少年少女」は、架空のミュージカルというコンセプトで作られたもの。そして今回のツアーは、ライブの中盤で、ミニアルバム「東京少年少女」を全曲歌い、その間に地元のダンサーがパフォーマンスをする、ライブの中のミュージカルがキーワードだった。

初めてこの企画を聴いた時は、正直、大丈夫か?と思った。東京少年少女?学生?若者?ダンス?
40、50のファンからしてみればパニックだよ。ダンスっていうか、パフォーマンスってのも、普段身近でないし、だから、この日のライブを観るまでは正直、アルバムも聴き込んだ訳でもなく、体に染み込んでなかった。

なのにだ。

度肝だ。混ざる筈もない地元の若者ダンサーのパフォーマンスとベテランシンガーの歌声が、混ざるとは違うが、互いに存在感を出し、共有し合い、. . . 何か既存の言葉では表現できないような雰囲気を出している。

凄すぎる。
観入った。
聴き入った。
やられた。

角松が表現したかったものが、こういう感じなのかはわからないが、とにかく、度肝を抜かされた「東京少年少女」のコーナーでしたよ。


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つづく