3~4年前、YouTubeなどで見たのがきっかけで、「水曜どうでしょう」の虜になってしまった。何となく名前は聞いた事はあったけど、まさかこんなにハマるとは。

そんな「水曜どうでしょう」が、恐らく今年新作を放送するであろうとの噂があるので、少しずつ紹介したいと思います。(ほぼ、DVDの発売順に)

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「原付ベトナム縦断1800キロ」

2002年7月31日~9月25日までの7週にわたり放送したものです。

この「原付ベトナム縦断1800キロ」は、1996年10月に北海道テレビで「水曜どうでしょう」という番組が放送開始し、そのレギュラー放送が6年続いた最後のシリーズである。

そもそも「水曜どうでしょう」って、どんなジャンルの番組なの?って思う人もいるかもしれませんが、バラエティ?旅番組?んー、旅番組と言えば旅番組ですが、素晴らしい景色など殆どなく、過酷な旅番組ってトコでしょうか。ディレクターに理不尽に振り回され、大泉さんが愚痴をこぼす、...そのやりとりがとにかく面白い。

この原付を使ったシリーズは、東日本縦断、西日本制覇とやった後の第3弾。暑さ、寒さ、大雨、酷道。日本では考えられない道路環境。他のシリーズではあまりない感動的なエンディングだったりして、ちょっと他のシリーズには無い異色の内容かもしれない。本編264分。そしてYouTubeなどでは聴けない264分の副音声がDVDなら聴ける!そう、本編だけなら、まあ、YouTubeとかで見ることができても、この副音声を聴かなきゃね。その後のシリーズのDVDも全て本編と同じだけ副音声がついていますよ。

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「サイコロ1 粗大ゴミで家を作ろう 闘痔の旅」

1996年10月9日~12月11日の放送分

「水曜どうでしょう」の初期の企画と言えば、この「サイコロ旅」である。東京から札幌へ帰る手段と行き先をサイコロを振って決め、とにかく移動する。そして愚痴る。長時間かけて移動した目的地に着いても観光をする訳でもなく、すぐ移動。何が面白いの?と思うかもしれないが、このサイコロシリーズ計6回程あるのですが、回を増すたびに面白くなっていきます。

「粗大ゴミで家を作ろう」は、いかにもローカル局のローカル番組って感じで、とにかく番組予算がない中でひねり出されたって感じです。珍しくその後も続編になることもなく終わったある意味珍しい企画である。

「闘痔の旅」は大泉さんの痔を治すべく、24時間温泉を探しひたすら入るという旅モノである。初期のものにしては、現在へと続く「どうでしょう」の雰囲気を早くも醸し出しているのではと、僕は好きなシリーズですね。

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「サイコロ2 オーストラリア大陸縦断3700キロ」

1996年12月25日~3月26日の放送分

「サイコロ2」初期のお約束的な企画で、何かやってサイコロ、何かやってサイコロって感じです。サイコロ1が1週分(30分)だったが、サイコロ2は2週分(60分)って増えていく。移動手段も新幹線、深夜バス、レンタカーと。過酷な移動にヤラれていく、大泉さんと鈴井さんが見ものである。

「オーストラリア大陸縦断3700キロ」は初の海外ロケ!番組がスタートして3ヶ月後にやった暴挙とも言える企画である。2ヶ月分の番組予算を前借りして2ヶ月分のロケを撮ってくると言ったものの、実際は4週分しか撮れず、会社から大目玉を食らったという逸話もある。しかも海外に行ったにもかかわらず、映像のほとんどが、車内の映像という、考えられない出来だが、これぞ「どうでしょう」というテイストになっている。