
先週のことです。SHIGEさんと、まず、朝から映画を観に行きました。「聖の青春」という棋士、村山聖の映画です。始まるまで時間が少しあったので、なんとSHIGEさんはおもむろに後部座席から将棋セットを出し、時間までやろうと。
SHIGEさんとは20年近く前に、頻繁に将棋をやった時期がありました。ちょうど将棋界が谷川時代から羽生時代に変わろうという頃、いや7冠になる手前でしたか。月刊誌「将棋世界」を買って読んだり、日曜日の午前中の番組は勿論のこと、JT杯なんかも録画して見るくらいハマっていた時がありました。
20年の時を超えての対局です。まるで誰かの形見のような見たこともない将棋盤。そしてクルマの中での対局です。
手前が僕ですが、随分と優勢のように見えますが、持ち駒は歩1枚だけ。万事休すでした。時間がきたので封じ手となりましたが、もう少しやっていればあっという間に負けてたでしょう。

さて、映画です。29歳でこの世を去った棋士、村山聖のドキュメンタリー的な内容です。松山ケンイチが少し前、やたらと太っていた時がありましたが、それがこの村山聖の役作り。そしてライバル羽生善治は東出昌大がやっていましたが、これが激似。リリーフランキーも何とも言えない雰囲気を匂わせていて、いい映画を観たなって気分になりました。

映画のあとは名古屋方面へ。お昼は安城のふらっと見つけたラーメン屋さんへ。

とにかく看板に偽りなし。クリーミーで豚骨だ。うまい。まるでファーストフード店のような、気軽に入れるような明るい店内なのに、このレベルの高さ。いいですね~。

つづく