1993年9月発売、浜田省吾「その永遠の1秒に」。ドラマ「愛という名のもとに」の主題歌となった「悲しみは雪のように」の大ヒットの翌年だ。

「悲しみは~」の大ヒットの後だった為、にわかファンが買ったのか発売から数年後、ブックオフなどで結構安く売られていた。まあ、その中古を僕が買ったのだが。
このアルバムは、全体的に暗いイメージがある。歌詞の内容からもそう思うのだが、なんと言ってもジャケットが暗い。黒い。そんなイメージになってしまう。

収録曲の中では、「こんな気持ちのまま」は既に1970年代のライブで「帰れない帰さない」というタイトルで歌われていたらしい。そして「星の指輪」は、結婚式でも使えそうなラブソングで、そりゃ女性ウケもしますよ。

そう言えばタイトルの1秒=いっしゅん、と読むと何かで見たか聞いたかしたと思っていたが、色々調べたが何処にも無かった。勘違いだろうか?でも英語表記からそんな感じだしなぁ。
あと、この前のアルバム「誰が為に鐘は鳴る」から3年半というインターバル。昨今では全然長いとも思えないが、その間はセミリタイアだったという。アルバムも当初は2枚組になる予定だったが1枚に収めたと言う。じゃあ、10曲にしようよ。9曲って。しかも「悲しみ深すぎて」はセルフカバーだし。

このアルバムからは「悲しみは深すぎて」と「ベイブリッジ・セレナーデ」が聴きたいなぁ。
