学校の下校の際など自分で見つけては喜び、ヒトが見つけては羨ましく思ったものです。いつか立派ないい棒のオーナーになりたいとさえ思ったほどです。
棒の使用法は多岐にわたり、地面に字を書くのはもちろんのこと、家の柵に当ててカンカン音を鳴らしたり草をなぎ倒したり、蜘蛛の巣を獲ったり、下級生に命令したりと、アレンジレシピは数万通りあるのではないかと言われている。
もちろん効果はそれだけに限らず、持ったその日から億万長者になったとか、片想いだった彼女からモテモテになったという事例もあったとかなかったとか言われている。
ももたんもそんな立派ないい棒のオーナーになってほしいと親として願うばかりである。