手術が終わってからは
お気楽に退院日を待ちながら
入院していました
ある日、先生から
「初めの診断はG2でしたが病理検査でG3となり再発リスクが上がりました。抗がん剤を推奨します。どうされますか?あくまでも推奨なので絶対では無いです」
いきなりの話で頭の中は真っ白
私は手術で癌を取ってしまえば終わる
そう思っていました
ーこの話が先生からある前ー
同室の方は皆んな抗がん剤の治療をされていて
カーテンで仕切ってある部屋でも
話し声は聞こえていました
抗がん剤…しんどい・辛い
ステージ…かなり進んでいる?
何も癌に関して知識が無かった私は
知識がないが故その人達の会話が怖く
話し声が聞こえて来るたびに
イヤホンで耳を塞ぎ聞こえなくしていました
当時ブログも読んでいなかったし
病気が分かって軽く子宮体癌を
検索した程度でした
逆に詳しく知ってしまう方が
恐怖心が増してしまうから
そんな矢先の抗がん剤の話
当時52歳、50年生きたおばちゃんでも
怖いものは怖いし
涙が出るほど不安でした
自分は何も無く帰るんだ!
と、勝手に思っていたので…
私には小さな持病が何個かあって
一生飲まなければいけない薬もあり
今回、また新しい病気
つくづく病院との縁は続くんだな
と落ち込みました
落ち込みながらも思った事は
抗がん剤治療は今やっておかないと
半年後にやりたいですと言っても
効果の無い治療
「期間限定」なんだよねと考えると
機を逃しちゃ〜後々後悔する
と思い術後一ヶ月で治療開始しました
当然頭もハゲましたし
当然体の毛は全て抜けてしまいましたが
吐くどころか食欲が増し体重も増加
抗がん剤治療日から
3日目〜5日目が体の痛みや便秘で
一番キツかったですが
毎回それを過ぎてしまえば
普段通りの生活が出来ました
抗がん剤に対して
色んな考え方があると思います
やる人やらない人
皆んなそれぞれの考え方や生き方で
治療は変わるのだろうと思います
その中で私はやって良かったと思います