アダプテッドスポーツクラブ
『ぼくたちのコミューン』
~はじめの一歩のお手伝い~
【共生(きょういく)の現場から】
昨日の午前中は、昨年末から引き続き【子育て支援モデルプロジェクト】で、年明け一番のT保育園へいってきました。
前回に続き“ふうせんバレーボール”をする予定でしたが、準備運動を兼ねた“座ってサッカー
”をしたところ、えらく盛り上がってしまい、結局最後まで楽しんでしまいました。

応援している先生方が必死になっている姿も
とても素敵でした。

サッカーをよく知っている子は「サッカーじゃない」とはじめは知らん顔
でも、こんなルールだよと伝えると、しっかり仲間に入っていました。
2~3日前に入園したという子は、隣の子と作戦たてたり喜びを分かち合っていました。
元気すぎるHくん
ボールが来なくて怒ったり、ボールをとられて怒ったり、「睨んできた」と怒ったりしていましたが、自分の前でボールが動くまでバトルが繰り広げられ、最後はチームメイトがシュートを決めると、みんなと仲良くばんざいしてました。
最終的に負けてしまい、怒りを当たり散らすのかと思いきや、悔しくて悔しくて泣き出してしまいました
しゃくりあげながら先生にしがみついていた彼は、この短時間にとても成長しました。

普段と違い、座ってすることや手を使わないことが、気づかないうちに『障害の理解』にも繋がります。
今ある何不自由ない身体に、生きている幸せに感謝できる日がきっとくる。いち早く気づける、そんなたくさんの経験を子どもたちに伝えていきたいなぁ…
出来ないことはない

なんでもできる

そう気づいたのは、自分自身でした
