今日は米子で“福祉フォーラム”があり、参加してきました。

毎年開催されるこのフォーラム。

11回目です。

毎年何かしらのイベントがあり、そのチラシを配りに行っていたのですが、参加したのは初めてでした。

今日は飛び入りで参加したので、資料がありませんが…(参加料が高かったですが、スキルアップのため…ショック!)

厚生労働省の方の福祉の現況報告と様々な関係者によるパネルディスカッション。そして、元厚生労働省障害者支援課(?)の村木厚子氏の基調講演を聴いてきました。

自立支援法の廃案に関しての様々な政治情報や、発表者の兄弟が知的障害で、家族が共倒れになりかねなかったかもしれない現状。今の法案でも完全支援は難しいことなど、進捗状況を踏まえた報告を、危機と捉えるか、チャンスと捉えるか、聞き応えがありました。
パネルディスカッションでは、自立支援法廃案に伴い、中心となる肢体不自由の方、保護者、関係団体の方の活動報告とこれからの福祉とは何かを語られました。

行政主体でなく、自分達で何ができるか考えると言うことを皆さんが語っておられました。

そして、鳥取発『あいサポート』宣言。

若き、キャリアの障がい福祉課長が積み上げてきた
『一人にしない』制度

いつでも、誰でもがサポーターになるために、企業、学校、団体、地域で『あいサポーター』研修を行い、障害者が地域で暮らせる『共生社会』を目指す。

アダプテッドスポーツクラブ『ぼくたちのコミューン』も、おなじなのかもしれません。

村木共生社会担当は、記憶に新しい、留置所での生活や逮捕時の手錠の話をプロローグに、共生社会の実現に向け、高齢者、子ども、障害者、すべての方が同じステージでどう生きていくべきかを、目標を挙げかたってくださいました。

生々しい入所生活で感じたことは、見知らぬ世界への好奇心や、不安心理として、自分だけを…と、思ってしまう心理が働き、大切にしてもらいたいとねがうこと。人は、諦めることで穏やかになれること。
相手の立場に立って物事が見えてきたとも、話されていました。
思ったより、快適なこともあったらしいです。

そして、弁護団のチームワークの素晴らしさ。
専門知識や得意分野を生かした弁護は、様々な場面で活かせるノウハウの宝庫だと言うこと。

どんな職場にも、社会にも必要な『専門知識』

弁護士さんの中には、社会福祉士の資格を持った方もあるそうです。

いかなる場面でも立ち向かえる、準備だけはしておいて損はないようです。

思い立ったが吉日。
今日は参加して良かったです。

一生勉強!!

まだまだがんばれそう
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