ASSC主催「ふうせんバレーボール2010関西大会」に行ってきました。
大阪、兵庫、和歌山などから32チームが参加したこの大会は、年々素晴らしい大会になっています。
2年前に、ボランティアをさせていただいて、初めてふうせんバレーボール大会を体験しました。
たくさんの学生ボランティアや地域のボランティアが集まり、大会を支えています。
ふうせんバレーボール普及会の石井会長はじめ、会員のみなさんが競技運営を、そして、ASSC(障害者スポーツサポートセンター)のスタッフのみなさんが一生懸命大会を盛り上げてくださる姿に、感動し、鳥取からもチームを出場させたいと誓ったのです。
そして、「鳥取ドリーム・ゲゲゲ」「鳥取ドリーム・スター」の2チームも、2010年9月19日(日)開催されたこの大会に出場したのでした。
メンバーは、
最年長のなんでもやっちゃうMさんとお茶目な愛娘Rちゃん
いつもクールなTさん
べっぴんさんのCちゃんとまたまたべっぴんさんのお母さん
とても大人っぽくなったHちゃんと素敵なマダムお母さん
しっかり者のAちゃんと笑顔がかわいいお母さん
男っぽくなったKくんと頼もしいY兄ちゃんと頼れるみんなのS母さん
いつもみんなをまとめてくれるAちゃんとほっとさせてくれるお母さん
素敵なレディーになったRちゃん
みんなを支えてくれているボランティアのSさんとMさん
そして密かに大体大のアイドル(?)Yくんと、このドリームチームをひっぱている肝っ玉C母さん
そして忘れてはならない方がもう1人。
ある時はバスの運転手、ある時は添乗員
ある時はカメラマン、そしてある時は手相占い師
陰のマルチな立役者 I さん。本当にお世話になりました。
前日に会場入りし、ふうせんバレーボール普及会の石井会長や、九州の審判 椿さん、そしてこの大会が審判デビューだという、車椅子マラソンランナーの浜田さんのお三方の指導をして頂いたり、懇親会をしてチームを盛り上げました。(写真の載せ方がわからず・・・そのうちに・・・)
なぜランナーの浜田さんが・・・とびっくりしていたのですが、スポーツのきっかけ作りとして「ふうせんバレー」が凄くいいとのこと。
受障して、3ヶ月程度で退院せざる終えない最近の医療。以前のように入院中にいろんな方のアドバイスを聞いたり、情報をもらうこともなく退院し地域に出て行く。そんな中、競技スポーツをいきなり勧めることは難しく、地域で出来るきっかけづくりをするために、車椅子ランナー浜田さんは、障害者スポーツ指導員の講習を受け、講習会の中で体験した「ふうせんバレーボール」を地域で普及されているそうです。素晴らしき指導者ですね。
障がいを持った子どもたち8人、大人2人、保護者他サポーター11人それぞれが緊張の面持ちで迎えた大会当日。
レクリエーションスポーツとして参加だと思っていたのですが、始めはあまりの緊張と強豪チームとの対戦でびびってしまい、思うように動けず悔しかったのと、もしかして、自分たちも優勝できるかもしれないという自信が入り交じり、ゲームを重ねるたびに「勝ちたい」「絶対勝つ!!」と、みんなの気持ちが変わってきました。
子どもたちの顔も、応援していたサポーターも。
1勝したときは、みんな泣いていました。
とても素晴らしい仲間たちと、一緒にその瞬間を味わえたことに感謝です。
終わった後は、「もっとゲームがしたい」「来年も出場したい」と、前向きな気持ちが芽生えていました。
そして鳥取からきたことで、他のチームからも声援を送って頂いたり、秘訣を教えて頂いたりもして、県外の仲間も増えました。
いろんなところへ出て行くことで、自分を、自分たちを知ってもらう。仲間が増える。
スポーツを通して見つけた宝物は、とても大きくて素晴らしいものでした。
この大会を開催してくださったASSCのみなさん、本当にありがとうございました。
みなさんに出会えたことに感謝です。
これからもみんなといろんなことに挑戦していきたいです。
ドリームのみなさん、本当にお疲れさまでした。
Wheelers(ウィーラーズ)鳥取県車椅子バスケットボールチームのBBSに写真がアップされてます
ありがとう
http://wheelers.friendhp.com/i_718465,id_159292.htm