大人の頭で考えると。


あの頃のわたしの行動はそういうことだったのかと。



子どもだったので、頭で考えてではなく、何か感じるものがあったんだろう。


お風呂に入るのが面倒で入らなかったのもその時期だったのかも。


思春期に入る頃、何歳だったか曖昧だが、小4だったかな。


両親と一緒に夕食を食べなくなった。



その頃は自分の部屋はなかったので、テレビのある別の部屋にお盆で夕食を持って来てもらって食べていた。


親も何も言わなかったな。喜んで持って来てくれていた記憶。


小5の夏休みに行った、宿泊訓練がとても楽しかった。


両親と一緒に過ごさなくて済むから。


おとぎ話みたいに、こどもの国に連れて行って欲しかった。

同級生たちと一緒にこのまま暮らしたいと、小6の修学旅行のときに思った。


インドアなので、家の中にいること自体は好きだけど、両親の下にいるのが嫌だった。


家にいたくないと思うことはなかったので、家出はしたことないし、考えたこともなかった。


みんなと一緒にいたいから、学校というもの自体が好きだったので、不登校の気持ちはわからない。

休むこと自体嫌だった。



そのあたりが前兆だったんだろう。



わたしが母親に切望したから、中3で小児科のカウンセリングに行くようになって、今思えば、そのときに母親はカウンセラーから助言されたんだろう。



夕方、両親がふたりで散歩に行くようになった。


わたしは解放された気分で嬉しかった。


わたしなんかほっといて、ふたりで仲良くしてくれと思っていた。


何で散歩に行くようになったんだろうとは思っていたが、最近まで気づかなかった。



不登校とかひきこもりとか、家族支援から始まって、親が変わりなさいというのは、こういうことなんだろうなと、自分の過去を振り返って納得する今日この頃。