わたしは。


日本の専門学校を卒業して、アメリカの大学に編入してそのまま卒業をして、アメリカでは学士を取っているので、日本では「日本の大卒と同程度」の扱い。

就職するときに困らなかったし、公務員試験も受けられたので、気にすることがなかった。


2年前に初めて、学校教育法の壁を感じた。


ある資格を取りたかったのだけれど、日本の大学を卒業していないと、その資格を取るための養成所にストレートで入れなかったのだ。


高3のわたしに、「日本の大学に行け!」と、タイムマシンに乗って戻って言いたくなった。

国公立とか私立とか気にせずに、日本の大学で心理学部を学んでおけば良かったと思った。


そして2年の実務経験を積むことで、その日本の大卒の壁を越えて、やっと来年から養成所に入られる資格を得ることになった。



うちの専門学校は、1年だけ行って、それからアメリカの大学に編入するコースもあったので、その場合だと学校教育法では高卒。

高卒だとまたストレートに取れない資格がある。


このコースに行くと高卒のままだということはよく理解していたので、わたしは専門学校に2年行って卒業したのだけれど。


資格を取るに当たって、高卒だと実務経験がいるけれど、専門学校卒だといらないものもあるので、卒業しておいて良かったとほんとつくづく思う。


母校の専門学校に卒業証明書を求めること2回。



学校教育法、恐るべし。

この歳になって困るとは思いもしなかった。


そのうち臨床心理士の資格も取りたいなとも思う(学費も安くはないので、未定中の未定だけれども)。