竹田製菓創業者・竹田和平さんの本に書いてあった。

 

「コツコツの赤字が一番怖い」と。

 

最近も、「収入があるのに、なぜ家計が回らないのか」と思う、借金のある人たちに会ったので、つくづくこれだなと思った。

 

 

年間ボーナスを月収4か月分もらっていた27、8歳頃、なんやかんやで全く残らなかった。

 

学生時代の国民年金を払ったのもあるし、家具備え付けの家から社宅に引っ越したときに電化製品を買ったのもあるし。

 

もちろん貯金にもまわしたのだが、すぐに貯金を崩す始末。

 

わたしの負債と言えば、クレジットカードのショッピング枠の利用のみで、かつそんなに大きな額を使っていなかったけれど、社宅費を引かれたあとの手取りでやりくりができていなかったので、この毎月の赤字にボーナスが消えたんだろうな。

 

だからコツコツ貯まった赤字を減らすのが大変なのはわかる。

 

 

逆に、詐欺まがいの返済は、トータルで年収の1/3になったけど、これは一瞬の赤字だったので、家計を維持したまま返せたのかな。

 

ま、そのときはボーナスがない分、毎月の手取りはあったので、余裕はあった。

 

かと言って、クレジットカードで買い物しなかったってこともなかったし。

 

やっぱり余裕があったのが大きいのかな?

 

あとは途中から、額が減っていくのがゲーム感覚で楽しかったんだよな(笑)。ゴールが見えてきたときは、少しでも利息を払いたくないと、繰り上げ返済なんかしちゃって。

 

借金返済も楽しんでやったほうがいいのかな?

 

 

ま、基本的に支払いが好きだからというのもある(笑)。

 

だから給料日も、給料をそれぞれの口座に仕分けるのが楽しい(笑)。銀行のはしごがあればあるほど楽しい(笑)。

 

詐欺まがいの返済のあと、奨学金の返済も終わって、返済がなくて張り合いがないとすら思っていた。

 

そんなのもあって、わたしに家計の管理をさせてくれたら、借金完済させるのにと、上から思っている(汗)。

 

やっている仕事は違うのに、前の会社のお客にも思っていたけれど、今の会社のお客にも同じことを思う今日この頃。

 

母親が銀行に行けなくなってから、代わりに金銭管理をしていたけれど、「これ次までのお金ね」って渡すのも楽しかったし。

 

母親のお金も自分のお金ではないから、紙切れにしか思えないので、不正も働きません(笑)。