大学卒業したてくらいは、「いつまでもあると思うな親と金」で、親からお金をもらうことに抵抗はなかったし、むしろみんな結構もらっててうらやましいわぐらいに思っていた。


ひとりっこなので、親がわたしにお金を使うことはわたしの権利、くらいに未成年の頃は思っていた。


そう聞くと、高齢の親へ経済的虐待をしそうな雰囲気がある価値観だが、意外としっかりした経済観念を持っていて、親の口座を管理するようになっても、自分のことに親のお金を使うことはなかった。


亡くなった後も、いまだに親のお金は使わずに残っている。


香典も残っているし、葬儀とかに使った金額も含めて、記録に残している。


保険金はないので、これが親の遺産になるわけだが、保険金があったとしても、親=他人のお金と思うと使わずに置いときそう。


あんなに親のお金を使っていたのに、大人になると今度は逆に親=他人のお金を使えなくなった。


昔総務の仕事をしていたときに、売上金をATMに入金しに行っていたのだが、札束が紙にしか思えんくて、自分は信頼できる人だと、自画自賛していた(笑)。


諭吉が1枚落ちていたら猫ババするけど(笑)、沢山あると紙にしか思えない。

今のところ横領はないかな、むしろ資産運用して増やしてあげるかも(笑)。


ここがひとりっこの特性の「他人のものはいらない」なんだろうな。

ま、わたしのお金も天下のまわりものなんだが。



そして、自分の気に入っているところでもある。


前にも書いたかもしれないが、わたしの考えもループするので徒然。