前職も現職も、お金に困っている人の対応をしている。


前々職で正社員だった20代後半の頃は、ボーナスもきれいに使い切るほど、いつも何かお金が足りなかった。

社宅に住んでいたので、住宅費が引かれて、手取りがアルバイト代くらいしかなくて、だからボーナスで補てんする、そんな感じだった。


何度も言うが、わたしのお金の意識改革は詐欺まがいにあったことで、「あるだけ使う=マイナスにはならない」わたしの特性に火がついたことだった。


利息がついてトータルで年収の1/3の返済をしたわけだが、毎月の返済があったところでわたしの生活費には何の影響もなく、しかもそれを2年8ヶ月で返し終わった上に、その裏で貯金までできていたことで自信になったのよね。


最初は足りなくなったらどうしようと不安だったけど、あるだけ使うタイプは先取り貯金向きなのよね。

先取り貯金=借金返済と仕組みは同じ。

今まで返済に当てていた金額がそのまま貯金できる。


人生の転換期におけるわたしの変化は、まさに対お金。


それなりに稼いでいるのにお金が足りない人は、その額のお金を使いこなせないからという考えの下、手取りより少ない金額の生活費設定をしている。


転職をして給料が3/4になったので、必然的に設定金額も3/4に減らしたところ、よくよく考えれば、計算上は生活保護費と同等額である。


生活保護費だと、急な出費には対応できないけれど、この額で生活できているから、将来の心配はないかな。

お客の対応も強気にできるわ、わたしはこの額でも生活できてますからって。


おしゃれ好きとかではないんやけど、1番お金を使ってしまうのは服とか靴とか鞄だな。

最近はそういうモードじゃないので、ネットショッピングは専ら消耗品等生活用品。

そんななので、久々に街中に行ってお店に入っても、買いたいものがなかった、むしろ買い方がわからなかった感じ(汗)。

毎日のスーパーへの買い出しだけで、物欲が満たされる、そんな今日この頃。



お金に困っている人は、一体何にお金を使っているんやろ。

わたしもどんぶり勘定なので、何にお金を使ったかは忘れるけど、それでも限度はいつも意識している。


わたしのお金に関する特性は、家賃を滞納して借家を追い出され、且つ妻に借金の肩代わりをしてもらった情けない父親譲りではなく、25年しかかけていない、且つ繰り上げで受給した少ない年金から貯金をしていた母親譲りだと思う。


お客も、男のプライドで、男のほうが滞納だの借金だの、膨れ上がってから相談に来る傾向にある気がする。

初期の段階で相談に来てくれたらやりようがあったのにとよく思う。


竹田和平さんが言っている、「コツコツの赤字が1番怖い」と。