先日投稿しました、コロナ禍の中での発表会。
無事に終わったことに、ほっとしています。
発表会の後、生徒さんたちが
「来年はこういう曲が弾きたい!」
「もっと難しい曲に挑戦する」
「今から来年の曲決めて!」(笑)
と話してくれたり、
「練習時間が増えました!」
といったお話をお母様方から伺い、
開催できて本当に良かったと感じています。
中止の二文字が何度も頭をよぎりましたが、共催の中川和歌子先生とやり取りを重ね、ホール側の指示を仰ぎ、
何より、出演者・ご来場の皆さまに感染予防対策をしっかりとご理解いただけたことで無事終演となりました。
親御さまのご協力、温かい励ましのお言葉は本当に有り難かったです
今の状況下のイベント開催の是非を問うつもりも、今回の判断を肯定するつもりも、もちろんありませんが
開催にあたり、周りの先生方のお話が大変参考になったので(その節はありがとうございました!)、自分の備忘録の意味でも記事にさせていただきますね。
まず開催に踏み切った理由は、
少ない生徒数に対し会場は広く、ソーシャルディスタンスを保つことが出来ると判断したこと
が第一にありました。
また、今回の会場は大変良心的で、
前日に中止してもキャンセル料は発生しない(コロナ禍の特別措置)
とのことでしたので、感染状況を注視しつつ、直前まで様子を見ることが可能でした。
親御さまには事前に出欠のご希望をお伺いし(全員ご参加のお返事をいただきました)、A4用紙2枚にもわたる「お願い」に目を通していただきご協力いただきましたありがとうございました!
また、感染状況に変化があった場合は、例え前日であっても中止の判断をする可能性があることもご説明しました。
その他、生徒さんへの事前のご説明とお願い(中川先生が素晴らしい資料を作ってくださいました)は主にこのような内容でした。
ホール使用ガイドラインに従い行うこと
お客様はご家族(おじいちゃん、おばあちゃんまで)に限定させていただくこと
来場される方全員のご氏名を予めお知らせいただくこと。また、それをもとにご来場者名簿を作成し当日の体温チェックに利用させていただくこと
当日は入口で非接触型体温計によりご来場者全員の体温を計測させていただくこと
ホール施設からもマスク着用が義務付けられていること。出演者は演奏中以外は着用、お客様は常に着用のお願い
出演者一人に対して除菌シート1パックをお配りすること。出演者の手指やおかけになった座席の手すり等の除菌にご協力いただきたいこと
出演者を世帯別で何グループかに分け(ご兄弟は同グループで)、その都度出演者・客席共に完全入れ替え制とすること
今回に限り、予めご希望のブロックをお伺いした上で、こちらで座席指定させていただくこと。(一日を通して、お客様が同じ席におかけになることがないよう組みました。)
今回に限り、当日の体調不良が原因の欠席に限り、いただいた参加費より〇〇円(9割程度)を返金させていただくこと
楽屋は希望者のみ時間指定(換気時間含む)でお使いいただくこと
会場の換気の時間を細かく設けること(リハーサルは全ての扉を開放した状態で行いました)
会場のピアノはアルコール除菌が出来ないため、演奏前後は手指の消毒をしていただくこと(ホール入口付近や舞台袖、廊下に手指消毒剤を設置)
細々とした点は省略しますが、大まかなお願いはこのようなところでしょうか。
感染予防対策をしつつの発表会という誰にとっても不慣れな状況の中、安心して会を進められたのは、裏で細やかに動いてくださった万能なスタッフの方々の存在も大きかったです。
ご家族以外の方にお聴きいただけなかったことは残念でしたが、素晴らしいホールとピアノで本番の緊張感の中演奏してもらえたことは、どの生徒さんにとっても良かったと、発表会の前後の様子を拝見していて感じています
日々の練習やレッスンは言うまでもなく大切なのですが、本番一つから得られる学びは本当に大きいんですよね。
広い会場・少人数だったからこそ出来た対策もありますが…少しでもご参考になりましたら
娘(4歳)よ…本棚ではない……