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asphaltive boiled noise

三月の竜の感覚

「はいチーズ!」
「や、それはちょっと」
「はいチーズ!」
「いや、ですから」
「自ら!?」
「夢から!?」
「覚める前に見る夢!?」
「パンとチーズが欲しい!」
「はいチーズ!」
「それじゃなくて!」
「夢じゃなくて!」
「空腹じゃなくて!」
「幸福じゃなくて?」
「数学じゃなくて?」


「レンガって食べれるの?」
「食べてみればいいじゃないか」
「それはそうだけど」
「だけど?」
「温度が高いから」
「は?」
「んー!風が吹いてきたああ!!」
「急流の下流共同の風習!」
「ジャムが首についてる!」
「レーザーで半径消化!」
「アイスクリームの誘惑!」
「水銀の降り注ぐ風景!」
「カツオが夢にまで出てきた!」
「タタキにして食べたい!」


「肩から夢がこぼれ落ちそうですよ」
「夢なんてのせてないし!」
「いやね、祝杯はあげてないし!」
「コロッケは揚げたてだし!」
「あ、一つちょうだい?」
「270円になりまーす」
「ちょっと、高くない?」
「ちぇ、やってらんねーよこんな仕事!」
「あわわ、売ってよー!」
「じゃあおとなしく270万置いていけよ」
「万なの!?」
「別にどうでもいいじゃん、そんなこと」
「そうだよねー」
「ソウナノ!?」


「画面に何も映んない」
「そんな時はチャンスだよ!」
「どんな?」
「よく分かんないけど、なんかそんなの!」
「自分で考えるよ!」
「自分で考えろよ!」
「扇風機は髪の毛を見つめる!」
「わー、ドクロマーク発見!」
「気がするんじゃなくて気付けよ!」
「貰い物ですがどうぞ!」
「重傷になる前に気付けよ!」
「いえいえお構いなく!」
「トーテムポールはいたるところに隣接!」
「街路樹のそばを歩いたりしません!」


「あはははは」
「あはははは」
「気付くと目覚める!」
「ガムテープの発狂!」
「口ずさみ出すダスト」
「三ダースダスト」
「あはははは」
「あはははは」
「興味ないナイフ!」
「降下するノイズ!」
「流星なんて雨みたいなモンでしょ?」
「落下して霧になるだけでしょ?」


「なんか追っかけてくるよ!」
「バカッ早く走れよ!」
「ねえ、あれ何かなあ?」
「うっせーな!はよ走らんと追いつかれるだろ!」
「ほんとだー。なんか疲れてきた」
「それは走ってるから!」
「わ!なんかに服チギラレタ!」
「え―!?わ、もうそこまで来てる!」
「あれきっとネコだよね!」
「ネコはガムを噛みながら夢を見たりしないだろ!」
「わ、行き止まりだ!」
「全然真直ぐやん!」
「もう終わりだね―!」
「言ったら終わりだ!」


「サーモスタット!」
「スタッカート!」
「アセトアルデヒド!」
「血と汗と涙!」
「なんかの映画?」
「配下の昇華!」
「ライカの映画?」
「眼科の名画!」
「空気の臭気?」
「ケーキの熱気!」
「歓喜の冷気?」
「病気の周期!」
「眼前の必然の条件の放棄!」
「安全な表現の暴言の転機!」


「ほらぁー、レンガだよぉー」
「わわ、どうしたのこんなにたくさん!」
「量に反応するんだ?」
「え?」
「量が多いから驚いたんだ?レンガじゃなくていいの?」
「まあまあ、いいじゃないか」
「そんなこと言って、ほんとは―あれ?」
「?どした?」
「雨がひどくなった―?」
「まずい、な」
「有名になってるよ!」
「早く地下室に逃げ込め!」
「アスファルトの下ね!」
「ヤツは雨には弱いからね!」

「大きな椅子って知ってる?」
「絵本かなんか?」
「違うよ。ロケット」
「ロケット!?」
「そうロケット。あなたもロケット」
「君もロケット?」
「私はミサイル」
「ミサイル!?」
「そうミサイル。意味のないミサイル」
「意味がないことはないと思うけど?」
「そう言ってもらえると嬉しいですね」
「君が嬉しいの?」
「いえ、近所の子どもがです」
「美術の教科書に載ってそうだね」


「いらっしゃいませ!」
「あ、うん、まあね」
「?何かお探しでしょうか?」
「ああ、ちょっとね」
「サイズをお測りいたしますね」
「なんで知ってんの!?」
「は?」
「なんでサイズを測るようなものを探してるって!?」
「いやですわー!だってここは洋服売り場!」
「そんなことを聞いているんじゃない!」
「どうぞごゆっくりしていって下さいね!」
「サイズ測るんじゃないの!?」
「いやですわー!だって私は銀行強盗!」
「―是非お供させてください!」