今年は、息子の塾問題に終始した夏休みでした。

塾を変えるかどうか、2つの塾に体験に行き、4つの塾に学習相談をしました。

通学圏内に、大手W、N、S、Yがある中で、我が子が選んだ塾はR。

 

中規模というか、地域ではマイナーに近い塾です。

かなり大きな賭けです。

 

でも、息子が唯一、授業中話を聞いていられる塾なのだそうです。息子がいうには

「先生が一方的に話す2つの塾は、先生の話は楽しくて、わかりやすいんだけど、全部きいていられないんだ。

飽きちゃうんだ。だけど、R塾は最後まで聞いていられるんだ。」

ADHD とアスペがある息子は、耳からの情報取得が苦手です。興味の薄い話は、すぐに飽きて聞けなくなってしまいます。

 

3つの塾に体験に行ったおかげで、息子自身で自分の苦手さに気づけたのは、大収穫でした。

 

いくら、S塾がわかりやすくて楽しい授業でも、聞いていなければ意味がないのです。聞いていないから、家に帰ってもさっぱり理解していなかったのでしょう。

R塾は、先生が一方的に話すのではなくて、生徒にどんどん質問をする形式なのだそうです。

それだと、聞いていられるのだそうです。

 

そうだよね、大人だって講演会など、聞いているスタイルのお話は眠くなるもんね。

しかも自分にあまり関係のない話だととくに。催眠術をかけられているみたに眠くなるものね。

 

と、いうことで、

親としては、先生が穏やかでかつ、一人でも知っている子がいて、息子を理解してくれる人の中に入れたかったのですが

真逆の選択となりました。

 

R塾は、四谷大塚の予習シリーズを使っていますし、YTネット?四谷のテストも受けられるので、有名塾ではありませんが、教材面では安心ですグッ

 

夏期講習期間中は、夏休みなのに毎日塾に行きたくない!とごねたり、泣いたりもしましたが、

夏期講習中2回目の確認テストでは全教科90点以上とれて、頑張った成果を実感できたようです。

 

S塾の時は、やるべきことが多すぎて、ここまできっちり復習ができなかったでしょうし、私たち親子のぬけだらけの学習では、おそらく9割はとれなかったでしょう。そしてまたクラス替えでも上がれず達成感をえることはできなかっただろうと想います。

 

今までS塾の時は、子供一人ではできない状態でしたが、R塾では子供自身が自分で学ぶ子を育てることが大切だという方針のようです。

新学習指導要領にもあるように、「自ら学びに向かう力」ですよね。

 

これは、本当にそのとおりだなぁと想います。

息子に一番たりないところでもあります。

 

R塾の塾長さんは、自ら学習する意識がついてきたら、上のクラスにあげるという考えだそうです。

 

さぁ、どうやってこのアスペッ子を自立させましょうか。。。