今日は、半年ぶりに某有名 発達障害専門のクリニックに行ってまいりました。

 

その時のドクターのお話がわかりやすかったので、記録しておきます。

 

ちぃくんは、「ねぇ、ママがいつもつかっているピンク色の手帳、ほら、そこにあるでしょう?ソファーの、それとって!」

 

と、言われても、

「手帳 とって」

 

くらいしか聞けていないのだそう。

 

これは、不注意とも言い、聞く力の弱さがあるそうなんです。

言語理解はとても高いのだけど、短期記憶が弱いそうで、

 

留守番電話に例えると3秒しか録音できない留守電みたいなものだそうです。

3秒では、つかえませんよね?

 

本人の努力ではどうにもならないとのこと。

本人が困らないと、聞けないからメモを取ろうとか、録音しておこうとかそういうことにならないそうです。

 

こまったなぁ。

 

ちぃくんにお話をする時は、目を見て、やっていることを一旦中断させて、怒らずロボットのように一定のトーンでお話をするのがよいそうです。

 

でもさ、日常会話って、何気なくするものでしょう。

それができないって、かなりのストレスなんです。

 

なにしろ、夫も同じなので。

 

とってほしい物があっても、聞けていませんから、すぐに反応もできませんし、いちいち面倒です。

言葉がイメージと繋がりにくいのだそう。

 

はぁ、結局は本人が困らない限り、周りが合わせるしかないわけで、私はそれを知ったからと言って、日々のストレスは変わらない気がします。

 

発達障害は、困った子ではなく、困っている子とか

困っていることに本人がきづいていないとか

キレイごとを言っている講演をきくけれど、当事者の私からしたら、周りがこまってんだよーって声を大にして叫びたいです。

 

本人はな〜んにも困ってません。(うちの場合)