アスペッ子のちぃちゃんの課題の一つに、マイルールを社会のルールにすり合わせ、社会生活に適応することがあります。

 

このマイルール、ひょっこりはんじゃないけれど、ヒョンなところから、顔をだしてきます。

えっ?前まで正しくできていたのにーーー??ということも、勝手に俺色にそめてしまうのです。

 

例えば、ピアノの指番号。これは幼児期に俺流でやっていたため、小学校にはいってから、治すのがとても大変でした。

 

現在困っているのは、漢字の書き順。

草冠も「書き順が違うよ」と、何度いっても治りません。治す気がないのです。

 

一番いやなのは、様々な文字を俺流の書き順でかいてしまうのです。

田の字の角の部分は、通常よこ鍵かいて〜と、よことたてで一画なのに、勝手に2画してしまい、治りません。

 

厄介なのは、いくら指摘しても治らないこと。

 

と、こうやって書いていて、あそっか、指摘しても治らないんだった。良い時にほめなくちゃいけないんだったと、思い出すのだけど、どの教科の宿題をやっていても漢字はついてくるので、気になってしかたなく、ついつい指摘ばかりしていましたあせる

 

ブログをかくと、自分を客観的にみることができて、よいですね。

 

他のマイルールは、

約束は守らない→約束より、おれのやりたいことが優先

時間を決めても守らない→おれのタイミングでしか動けない

トイレは5分以上ゆっくり入る

 

教科書、ノートはほぼ学校に置いて帰る(先生が置き勉して良いって言った、というのですが、担任にたしかめたところ、主要教科はダメ、ということで、勝手に先生が言ったことを都合よく解釈している模様です。)

 

はぁ、このマイルール

社会のルールを入れ込むことが大切で、自己理解を深めれば、将来、わたしが夫で苦労したことを繰り返さずにすむのではないか、という一心で、息子には相当家庭内療育をしてきたつもりですが、最近になって、わたしがやっていることは、自然に逆らっているだけなんじゃないか、

日本の社会になじめないのなら、アメリカでもアフリカでも本人が合う国にいけばいいんじゃないか、そう思うことが増えてきました。

 

発達障害は、知的障害をふくまなければ、個性、文化が違うという捉え方をするのだと、ドクターが言っていました。

 

同じ日本人だから、みんな同じだと思っているからイライラしたり、通じないことにがっかりしたりするけれど、これが最初から外国人だと思っていれば、通じなくて当たり前だと思うでしょう。

 

周りの人から見たって、国際結婚で大変なこともおありでしょう?なんて気遣われたりして、(ないかもしれませんが)見た目でわかってもらえるけれど、発達障害の夫だと、息子だと、周りからも理解されないし、日本人同士の家庭なのに、こんなに日々大変だなんて、想像しないでしょう。

 

なんだか、マイルールから話がそれて、とりとめのない話になってしまいました笑い泣き