アス夫とアスペな息子との暮らしは、年々シェアハウス化している。
想像力の欠如、相手を察する推測することが苦手、というところからまず会話のキャッチボールが難しい。
受け取ったボールに見合ったボールを投げるという術がないらしく、会話をすることはもちろん可能だが、まったく違った球種で返ってきてしまうので、続かない。
そういった心の交流が難しいので、家族というか同居人と化している。
今週は私の方が、土曜日が仕事、日曜日は1日研修で不在。
先週は息子の運動会で、母がきてくれたりして、先週から休みなくフル稼働した上に今週土日の仕事ということで、要するに10連勤をしたようなもの。
だから、今日が一番大変だから私をサポートしてよ、家事をやってよ、子供の勉強みてよと散々何ヶ月も前からお願いしているにもかかわらず、やってくれたのは、ほんの一部。
おかげで結局夜22時まで家事と育児をしなければ終わらなかった。
とても悲しくなる。
大変な時に助け合い、補い合い、ねぎらうのが家族なんじゃないのかなって。
それができないなら、家族でいる必要がないのかもしれない。
早く、経済的に一人立ちしなくっちゃ。
アスペが一人の時にも大変ではあったけど、まだなんとかなった。
でも息子が大きくなり、アスペが二人。正確には自閉症スペクトラムが2人になるともう、やりきれない。
こだわりもあり、いろいろなことがやりっぱなし、興味のないこと(生活習慣や食事のマナー)がいつまでたっても身に付かない、なんでも俺流に変換してしまうので、基本がすっぽり抜けてしまうために、最初はできていた例えばソロバンの掛け算なんかが、急にできなくなったりする。
私もわかることであれば、すぐに気がついて、修正してあげることができるのだけれど、ソロバンや学校のことなんかは、私にはわからないし、目の届かない範囲なので、どこが間違っているのか、俺流にしてしまっているのかが、なかなか分からず、分かるまでにものすごいエネルギーと時間をようしてしまう。
とても精神的につかれ、お酒に走ってしまう。
自分を大切にしなければならないのに、相談する人もいないし、話せる人もいない、だからお酒をのんでしまう、、、のくりかえし。