ついに結婚20周年を迎えました。
アスペな夫で、誰にもわかってもらえない苦悩は山のようにあったものの、真面目に働き、お給料をもらってきてくれるということはやってくれているので、20年続けてこられました。
私の人生の中で、20年も続いていることは、結婚生活くらいなもので、趣味や特技があるわけでなし、、唯一続いていることなので、どんなことがあろうとも、お互い顔をみるのが嫌になっても、死ぬまで添い遂げようと思ってはおります(笑)。
結婚当時は、アスペであることがわからず、普通の人に通じることが全く通じないアス夫のことが理解できず、一番寄り添ってほしいパートナーに寄り添ってもらえず、
普通は
「20年夫婦寄り添って生きてきた」
と、いう言い方をするけれど、うちの場合には、それぞれに生きてきたアス夫との結婚生活でした。
そしてこれからも、寄り添うことはないでしょう。時々交差はするかもしれないけれど、平行線のままいくのでしょう。
そして、これまたエネルギー溢れる一人で5人分のパワーのアスペッ子を育てたおかげで、最近では発達障害のお子さんをお持ちのお母さんにアドバイスをさせたいただくお仕事をしたり、発達障害のお子さんの勉強を教えたりと、たまたまご縁があって、仕事に生かすことができました。
なにより自分の経験を、困っているママや子供たちに還元できるのが、とても嬉しく思っています。
人生無駄な経験はないんだな〜と実感した今日この頃です。
去年の夏の終わりから、フルタイムで仕事も始め、忙しさは倍増ですが、アスペッ子も大きくなるし、アス夫と寄り添えない以上、これからは自分の生きる道をみつけたいな〜と思います。