1年生も今日を含め2日で終わります。早い早いあっという間の一年でした。
小学生になったことをきっかけに、これまで幼稚園で習っていたピアノを近所のピアノ教室に変えたため、先生の方針がかわり昔ながらのといっては言い方がわるかもしれませんが、私が子供のころにならっていたのとほぼ同じ内容のレッスンにかわりました。
難しい曲でも耳で覚えてしまうタイプの息子は、音符はなんとなく読めているものの、指番号や音の高さ、長さ、スタッカートなどの記号に無頓着、自分が気持ち良く弾きたいタイプ。
息子のピアノは、曲の雰囲気を良くかんじとって、すごく良く弾けているときもあるけれど、それ以前に楽譜に忠実でないところがあまりにもひどく、9月ころからこの課題を治すすべく、先生も格闘してくださっています。
息子にとって、指番号はどうでも良い記号なのでしょう。
たった2小節しか宿題になっていないのに、自分でやらせると指番号は無視。
それで、できた!やったよ〜と平気でドヤ顔です。
アスペッ子特有の興味のないことは覚えられない状態さく裂で、毎日30時間近く同じところを練習しているのにもかかわらず、翌日には初めて弾いた状態に戻っているありさま。
これは今壁にあたっているのだ、これを乗り越えたらもう少し本人も楽にピアノが弾けるようになる、そして、楽譜を自分で読んで色々な曲が楽しんで弾けるようになる、そう思って、私も辛いけれど、ビシバシ(本当は優しく楽しく教えたいけれど)やっています。
状況判断がおかしいし、相手の表情を見ないで自分の思いで突っ走る子なので、楽しくレッスンをしようと面白くやると、調子にのりすぎて練習にならないのです。
楽しくなってしまい、どんどんヒートアップ、「いい加減にしなさい!!」と一喝することになります。
どこのクラスにも一人はいませんか?、こういう子。
それでもピアノをやめるとは言わず、練習しているのはきっとピアノが好きなんだろうと思います。
中学受験を考えると、ピアノはどこかで区切りをつける習い事の一つなので、あと2年くらいで楽譜を自分で読んで好きな曲が弾けるようになってくれたらな〜と思っています。