一人っ子の息子、兄弟姉妹というライバルもおらずのほほ〜んと育ってきた。

 

そのせいか、見た目より結構幼い。精神的に幼いなと感じてはいたけれど、スポ小サッカーで20人の男の子の成長と比べてもというか、これをやっているからはっきり見える「幼稚さ」。

 

一人っ子だし、そんなに早く大人に成って欲しくないし、逆にいつまでのママの可愛い赤ちゃんでいてほしいくらい。だけど、当たり前だけど、それじゃあダメなんだと痛感。

 

彼の特性上、ひとつのことを最後まで集中してやりとげること

が、難しいため、日常生活全般に困難をきたす。食事、片付け、着替え、勉強、トイレ、すべてやっている途中で他の刺激に反応して、途中のまま次のことをしてしまう。

 

習い事もそう。

 

いろいろな刺激に反応してしまい、集中していない!とお叱りを受けたり、集合!!といわれても、集合できない。

 

学校の帰りの会の支度も時間内にできていない。一斉指示に従えないことも多々あるようだ。

 

そんな彼なので、いくらいっても入りにくいことは、彼の成長を待ってからにしようと私自身、先送りにしてきた。これが幼さにつながっていると感じている。

 

たとえば、自分のものは自分で持つなど、彼自身でやらなければいけないかったことを、発達の凹凸があるために持たせると失くす、忘れる、というお金も労力もかかってしまうので、私が持っていた。

 

だけど、これでは、同じ一年生の中で勝てない。

マラソン、サッカー、かけっこ、勉強。

 

すべてにおいて、自分で自分を律する心がないと勝てないのではないか?!

そう感じた。

 

年少から続けているピアノも、英検5級も、これまではママが頑張ってきたんだ。

親子伴走といえば聞こえはいいけれど、本人も頑張ったけれど、それ以上にママの頑張りは大きかった。

 

それではダメだ。

 

11月くらいから、ピアノの練習をみてあげるのをやめた。

9月の発表会で、「剣の舞」を弾いた腕前なのだがいくらみてあげても、音の高さ、長さ、指番号をハチャメチャに弾いてしまうからだ。

 

自分で楽譜を正しく読もうとしない。

決して読めないのではなくて、耳で音をとっているからだそう。

ピアノの先生も今この課題を一緒に指導してくださっている。

 

英検、これはやっと自分のこととして捉え始めている。よし!4級受かりたいという気持ちが増えてきた。

 

サッカー

これまでは自転車の後ろに乗せて送迎していたが、グランドまで走って7分。

走らせることにした。

乗せない。マラソン大会に向けてもあるし、サッカーの試合中の体力作りでもある。

 

 

少しずつ、私から引き離していくこと、彼のことは彼にさせること。

自分で考え、自分で行動すること。

 

ママの赤ちゃんじゃなくなるのは、さみしいけれど独り立ちさせなくっちゃね。