学校の下校時にちょっとしたトラブルを起こしたことがきっかけで、発達相談センターとも相談し、小学校のスクールカウンセラーの先生に行動観察をお願いすることにし、本日面談に行ってきました。

 

そっけない幼稚園だったせいか、小学校の手厚い対応が温かく感じてしまいます。

 

とても話のわかる先生で、というより、今までどの機関で相談した中でもずば抜けた理解力のある先生で、とても安心しました。

 

息子のようなわかりにくいアスペの子供と親を理解してくださる方の存在は、とても心強く、ありがたかったです。

 

一番嬉しくも複雑な気持ちになった言葉は、

「子育てでいうと、中上級レベル。上級とまではいかないまでも

こちらの対応に工夫が必要で、親としても考えさせられることが多く大変な子育てです。きっと、周りの方には、そんなことないわよ、大丈夫よ、と言う人も多いと思いますが、実際には違います、お母さんはとても大変な思いをされ、一人のお子さんだけれど、この子一人で4、5人分の子育てです。」

との言葉でした。

 

 

自分の気持ちを表現するのが苦手で、誤解を与えやすく受けやすい。

新しい環境の中で、新しい場面での対応も苦手。

 

アスペな子供たちにとって、子供時代が一番辛い時期だそうです。

大人になれば、その適正にあった職業についたり、学問に進んだりできるけれど、今はみんなと一緒、みんなと同じことをしなければいけないので、子供時代が一番大変なんですよとのお話。

 

本当にそれはヒシヒシと感じており、ピアノにしても音符を間違わずに読み、長さをきっちり理解し、表現記号を見て、楽譜通りに引かなければいけない。

それが、この子に良いのだろうか?

 

ジャズの方がよかったりしないか?

型にあてはめたり、大人がひいたレールの上を走るのが苦手な子。もっと自由な発想がみとめられれば、面白い発見ができそうな子。

 

 

だけど、どんな子でもいずれ社会にでなければいけない。でることになる。

そのためには、ある程度社会のルールをみにつけなくてはならない。

 

その子が嫌がったり、拒否症状がでていなければ、必要なことなので、今のまま学校生活をおくるので良いとのお話でした。