アスペルガーの特徴とは?子供と大人を区別してみた

アスペルガーの特徴とは?子供と大人を区別してみた

自閉症スペクトラム障害の一種、アスペルガーの特徴について、子供と大人に区別してアスペルガー症候群の症状の現れて方についてまとめてみました。仕事場でどういう対処法が望まれるのか、幼稚園や小学校ではどういう接し方が適切なのか、その辺にも触れてみます。

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あなたが社会に出たときに、アスペルガー症候群かも?と思われる人

と出会うこともあります。

 

付き合うのがちょっと難しい、あるいは職場でトラブルメーカー

になってしまっているといったケースも多いのですが、

トラブルを引き起こすほど症状が顕著に見られるわけではなく、

ちょっと性格にクセがある、接し方が難しいといった感じのケースも少なくありません。


アスペルガー症候群は脳の発達障害がもたらす障害ですが、

知的障害が伴っていないのが大きな特徴です。

 

そのため症状が日常生活に支障をきたさない限り

気づかれないことも多く、周囲はもちろん本人も気づかないまま

大人になるケースも少なくありません。

 

社会に出てから環境の変化などによって症状が

一気に出てしまうこともあれば、軽度の症状があらわれる程度で済むこともあります。


軽度の大人アスペルガー症候群の特徴

では大人の軽度なアスペルガー症候群の特徴とはどのようなものなのか?

やはり対人関係におけるコミュニケーションによく見られるのですが、

特徴的なのは自分の話ばかりをするというものです。

 

お酒の席でそれが顕著になりやすく、自分の好きな話

だけを延々を続ける、その話についていけていない人、

退屈している人がいてもお構いなしというケースです。

 

その人が上司や先輩だった場合周囲の人間は

止めたり注意することもできず耳を傾け続けなければなりませんし、

本人は反省する余地もないので改めることもないという難しい問題がでてきます。


それから自分のやり方に固執するケース。

 

仕事でもプライベートでも自分のやり方をこだわり、

人に合わせようとしない傾向が見られます。

 

軽度の症状ではそれほど顕著になることはありませんが、

仕事では協調性に欠ける、飲み会や親睦会では同じ店

ばかりに行こうとする、居酒屋なら居酒屋、バーならバーと

同じジャンルの店に固執するといった傾向が見られます。

 

これはルーチンを好むというアスペルガー症候群の

典型的な症状がもたらすものです。


軽度な大人のアスペルガー症候群の特徴への対処法

こうした大人に見られる特徴はとくに問題がなければ

周囲の人間もそれほど深刻に受け止める必要はありませんが、

仕事の能率や職場の人間関係・雰囲気に悪影響を

及ぼすようなら対処も必要になってきます。

 

その場合には言葉で面と向かって説明し、

問題点を改めるよう説得することが大事です。

 

相手の感情を想像・理解するのが難しいため、

表情や態度で「それとなく」示しても伝わりません。

 

まして遠ざけたり無視したりすると自分が虐げられていると

思い込んでしまうので逆効果となるので気をつけましょう。