カパラミプとルウンペの分岐です。
赤い点は分岐点です。



1線目は普通にイカラリを描きます。



2線目の糸を分岐点のかがり目に通します。

分岐点のかがり目に2本の糸が通っています。



分岐点の一つ前のかがり目の真下に針を落とします。

裏まで針を通します。
こんな感じ。



一度裏に落とした針を、分岐点の次のかがり目に出します。

糸を引き出すとこんな感じ。



あとはそのままイカラリを続けます。






分岐しました。

裏はこんな感じ。









カパラミプとルウンペの合流をします。
赤い点が合流点です。



1線目を普通にイカラリで描きます。


2線目。
合流点の一つ前です。


合流点の脇に針を出します。



糸を出したところに針を入れ、布と布の間をぐりぐりして通します。
できれば糸の脇に近いほうが良いです。


2番目の糸の芯糸を、合流点にあるかがり目に潜らせる。
芯糸が2本一緒に締められているような感じ。


その芯糸を合流点の一つ先のかがり目の下に落とす。
ここは裏に針を出します。


下に出した芯糸を、さらに次の目(つまり合流点の2つ先)の脇に出す。
出したところに針を入れ、2枚の布の間をぐりぐりして通します。


最後に出ている糸を根元から切ります。







合流しました。


ちなみに裏。
こんな感じになっているかと思います。





イカラリの交差 



糸の終わり方は、記事ができたらまたお知らせします。





このように出来上がりました。


近景です。
以前ご覧いただいたテクンペに用いた糸は尺が足りず、似た別の糸を用いました。
印象はあまり変わらないかと思います。

ところどころ絹糸で影を入れました。
中央部にはエタラカというステッチを入れました。
これは他の民族には見られないアイヌ独特のステッチです。

また水色の部分は樺太アイヌの言葉でクイクイルウという名前のステッチです。

etarka(エタラカ)= でたらめ
kuykuyruu(クイクイルウ)= シギの足跡


縁やストラップには刺し子を入れて布を落ち着かせています。
色も感触もあまり気にならないかと思います。



裏には麻のシャンブレーを用いました。
清涼感を求めて両面に麻の布を用いました。
しかし布で皮膚を覆いますので、暑苦しさはあるかと思います。
実際の体感温度で着脱をしていただくのがよろしいかと思います。

【素材】
麻(表布)
麻シャンブレー(裏布)
書生絣(縁、ストラップ)
縞木綿(腕布)
木綿刺し子糸
木綿織り糸
絹糸
木綿縫い糸




プラス800円で腕時計を取り付けることができます。
スナップボタンですので、時計を外して洗濯をすることができます。
ただし時計は海外製です。
正常に作動しますが、保証書はありません。
防水機能も不明です。

もしもご希望の場合はお声をかけてください。




追伸

目印として左手に赤い糸を入れました。
装着に慣れてきましたら切って取り除いてもかまいません。
1か所切れば簡単に抜けます。