他人である人にはとても気をつけているのに、段々知り合ってくると、つい気をつけていることが緩んでしまいます。

心を開いてもらえていると感じても、自分は絶対に開くことが出来ないのです。

他人には感情より学んだことを優先して行動しています。
こうすれば相手はこう思う。と知っているからの行動であって、自分がしたいからするわけではありません。
褒めるのも、不注意なことを言わないのも、全部学んで知っているから意図的にするのです。

知っているからするのは普通では?
と思うかもしれませんが、アスペルガーは違います。

定型発達者の多くは、おそらく基本の行動は習得したら忘れることなく無意識にすることが出来るかもしれません。
これは多重構造思考のなせる技なのです。

習得した基本行動するという階層が1本あって、それと同時に他のことも出来るのです。

考え事をしていても知り合いに挨拶されれば
挨拶をするという基本行動があって、もう一つ同時に考えごとをする。という階層が同時進行であるのです。

アスペルガーはシングルレイヤーです。
1層しかありません。
考えごとをしていれば、基本の挨拶も忘れます。

なので、他人を相手にしている時はアンテナを張り巡らせ気を張っています。
考えごとで自分の思考を目一杯使うことはしません。

しかし、親しくなってくるとそこまで気をつけなくなります。
不用意な発言をしたり、相手の言葉や考えに気付かなかったりも増え、気を許してるからこそトラブルが増えるのです。
その度に傷つき、相手との心の距離をとろうと決意するのです。

相手が気を許せば許すほど、自分では気を張りつめてガードしなくてはいけないのです。
つまり、ただの友人がアスペルガーには超絶負担になるのです。

学ばず、合わせる努力もせず、空気を読むことを知らない、もしくはその必要を感じないアスペルガーも沢山いると思うので、そういう人には当てはまらないかもしれません。

何にしても定型発達者との人づき合いは気を使うことが多過ぎて本当に面倒くさいと思ってます。
そんなこと、思っていても普段は言えませんけどね。