さらには、ナノマシンががん細胞をこわしていく映像が出ました。
 がん細胞は、アミノ酸でできているナノマシンを消化しようとする。そのとき、ナノマシンは酸性に変わるが、酸性になると構造が変わって、抗がん剤を放出する、というしかけになっているということでした。
 つまり、血管の中では、酸性にならないので抗がん剤を放出しない。がん細胞に取り込まれて始めて放出するということです。
 ちなみに、アミノ酸はたんぱく質なので、がん細胞がこれを貪欲に吸収しようとするというくだりで、なるほど、食事療法でがんを兵糧攻めにしようと考えたときに、肉を食べないようにするというのはそういうことなんだな、と思いました。