ここでは、具体的なセリフを例にあげて説明していくので、思わず口に出してしまっていないか思い出しながら読んでみて欲しい。

「前の人はもっと優しかった」

これは男のプライドを最も傷つけるかもしれない。男はあなたにとって自分が一番でありたいと思っているから、過去の男と比較されてダメ出しされることをひどく嫌う。(ちなみに、比較されること自体が好きではないので、ダメ出ししなければばいいという問題でもない。)

「女は最後の恋にしたいと思う」「男は最初の恋であって欲しいと思う」という言葉を聞いたことがあるかもしれない。これは男女の違いを的確に表していると思う。女は「過去に付き合ってきた人よりあなたの方が優れているわよ」という意味で過去の男と比較したとしても、男は過去に自分以外の男がいたことを快く思わないから比較してはダメなのだ。

「最近ちょっと老けたんじゃない?」

女は年齢のことを言われるのはめちゃくちゃ嫌はなずだが、これは意外と男にも当てはまる。男は自分の体の衰えを自分で感じているから、周り(特に女)から言われるといい気はしない。

「私、禿げてる人キライ」

これは禿げてる人に直接いうことはないが、禿げていない男にも言ってはいけない。男は時期の違いはあれどいつかは禿げる。今は禿げていない男も不安に思っているからすごく傷つく。しかも「外見を重視してるんだな」と思われて女側にメリットなどひとつもない。心の中で思うのは自由だが、口に出してはいけないのだ。

「仕事と私、どっちが大切なの?」

彼があまりにも仕事に忙しかったりすると思わず言ってしまいそうな言葉だが、これは絶対に言ってはいけない。男はそもそも仕事と彼女を同じ土俵で比較なんかしていない。男はプライドが高いから仕事を軽視なんかできない。だから、「お前の方が大切だよ」と口にすると、どこかで仕事を軽視している感じがしてしまうのでそんなことは言いたくない。

男が仕事をがんばっている時は、後ろから応援してくれるくらいの女じゃないと男はストレスに感じてしまう。ストレスではなく、リラックスを与える子でいて欲しい。

「安月給のくせに」

とにかく男の給料の安さを指摘するような言葉はすべてNGだ。これを言われてしまっては、男のプライドは音を立てて崩れていく。男はこれを言われると、自分すべてを否定されたような気持ちになる。例えケンカ中にどれだけ感情的になっても、これだけは口にしないよう意識しておいて欲しい。

「男のくせに」

これは前述の「安月給のくせに」と近い言葉で、男そのものを否定してしまう。おそらくあなたも「女のくせに」と言われたらいい気はしないのではないか?