一昨日が期限の生ラーメンを、そろそろ食わないとヤバいアスペ嫁(仮)です。

ADHDゆえ、どうしても「手元にあるもの」を食べてしまってダメすぎる。

 

 

 

 

 

私の接種回数は4回

 

 

これは私のTwitter(現X)のプロフィール画面なのですが、

明記の通り私の接種回数は4回で止まっています。

 

今日はこの理由についてお話しましょう。

 

 

 

 

 

何故押さえつけた?

 

私はアスペです。

 

共感力が低いので、予防接種に行った小児科で他の子供達がどんなに泣いていても

「うるせぇな」と思うだけで、恐怖を予期して泣いたりなどはしない子でした。

 

それ故、小児科のおばあちゃん先生からは

「いい子で助かる」と良く褒められていて、

病院を嫌いだとか思った記憶もありません、とある出来事の前までは。

 

そんなこんなでいつものように予防接種に行ったときのこと。

私は「いつもの先生」の顔しか覚えていなかったのですが、

どうやらその日に立ち会った看護婦が、中途採用か何かで新しく入ってきた人で。

 

患児の服を捲くるのは親がしていたし、注射を打つのはおばあちゃん先生が。

 

そうなると、同じ白衣姿で病院内のあちこちを歩いている看護婦の顔ぶれなど、

相貌認識が弱いアスペの幼児(私)は区別できません。

 

そして、先生が注射器を手に取るのに目を離したその一瞬に、

すっと私に近づいてきた看護婦が急に後ろから両肩を押さえつけて

立ち上がらないように『保定』をしたのです。

 

ただでさえ「無愛想で怖い人」と思っていた「見知らぬ仏頂面女」が、

急に体に触ってきて、強く押さえつけたことで、私はパニックに。

 

その場で「押さえつけられる意味」が分からず大暴れしたのはもちろんのこと、

その日以降、私は病院と注射が大嫌いになりました。

 

そもそもIQの高い(高かった)受動型アスペである私は、

パニック癇癪といった発達障害児特有の問題行動は少ない子供で。

 

おばあちゃん先生はそれを知っていたので看護婦に保定の指示は出しておらず

そいつが居なくても「いつもと同じ診察」何の問題もなく進むはずでした。

 

それを「私に仕事がないなんて」と妙な気を回し、

頼まれてもいないのに患児を必要以上に強く押さえつけ、

パニックを起こして暴れた子相手に力を強めるだけで自分の対応の非を認めず

 

「私は何も頼んでないでしょ!」みたいなことを先生が言っていたような、

30年も昔の記憶なので曖昧ながら、うっすらと覚えています。

 

当時は「患児が悪い」で片付けられてしまったけど、今の時代に同じことをしたら

「合理的配慮のない、人権も無視したインシデント」とかになるのでしょうかね。

 

発達障害だと断定はしていなくとも「引っ込み思案で人見知りの激しい子だ」

という認識が担当医(おばあちゃん先生)にはあったわけですから。

 

個人的には「こういう『要らんことしい』のヤベェ奴ってどこにでも居るよね」

でしかなくて、そういう人間に社会に出てほしくないよなぁと思います。

 

「自分が正しいと思ったことは絶対に正しいので、許可なく勝手に動いてもいい」

そんな価値観で生きているわけなので、それこそ自閉的で身勝手ですよね。

 

なぜ「押さえますか?」と、たった一言、目の前の医師に聞けないのでしょうか。

 

患児と親と医師だけで問題なく進んでいく診察に、我慢ができないだけでは?

 

「私の存在を無視するなんて」と、頭の悪い人間ほど、強く思うものですからね。

 

 

 

 

 

「好き」が信頼になる

 

前述の独善モンスター看護婦のせいで病院も注射も大嫌いになった私は、

新型コロナワクチンも開始から1年ほどは打てていませんでした。

 

障害者手帳があると「基礎疾患あり」優先的に接種枠が取れるのですが、

医療従事者で先に接種を経験した方が「痛くない」などとツイートしていても、

トラウマを乗り越えて自分で予約を入れるまでには至らず。

 

そんな私でも4回まで受けられたのは、自衛隊の大規模接種があったから。

よほどの痛いパヨクでなければ、自衛隊への安心感や信頼感は絶大なもの。

 

ちなみに私は、好きが高じて基地の中でアルバイトをするほどの自衛隊フェチです。

 

「打ったほうがいいことは分かるけど、とにかく注射が怖い」

 

そんな長年のトラウマを乗り越えられたのは「好き」のパワーでした。

 

会場に制服(と迷彩服)の人があまり多くなかったのは残念でしたが、

黄色い身分証にドキワクしている間に臥床接種で終わらせてもらいました。

 

会場が病院でなかったこと、

事前の問診で臥床接種が選べたこと、

何より医官・看護官の皆様が山程いて目の保養になったこと。

 

きついトラウマ持ちでも4回まで接種できたのは、この大規模接種があったからです。

大事なことは、2回でも100回でも言う主義です。

 

 

 

 

 

負担を考えれば仕方ないけど

 

というわけで、4回で接種が止まってる理由はおわかりでしょう。

 

自衛隊の大規模接種が終わってしまって、

他のところでは安心して受けることができないからです。

 

まして私は「重症化しにくい」とされるO型で

「コロナ感染で辛かった」みたいなことも一切なく、

外に出るのも食品の買い出しか通院くらいで最低限

家族がいないので移す移される心配も不要。

 

この状況で「見知らぬ病院に自ら予約を入れる」意味も見出せなければ

「大好きな人達(自衛隊)に迷惑をかけられないから」ともならないし

「注射が苦手なので臥床接種をお願いします」と頼むのも負担に感じる。

 

つまり「頑張るだけの理由」がないんです、ただの1つも。

 

ちなみに自衛隊はずーっと定員割れの状態が続いていて、この大規模接種も

特に事務方さんなどは民間との調整でかなりの負担が掛かったようです。

 

そうした内情を多少なりとも見聞きしたことのある身としては

「国防や訓練を疎かにしてでも大規模接種事業を」とは思えません。

 

 

 

 

 

反ワクチンと一緒にするな

 

これはTwitter(現X)でも度々言っていることなのですが、

未接種・非接種者には「取り返しのつかない反ワク統失界隈」だけでなく、

発達障害者トラウマを理由とした忌避者が一定数居るのではないでしょうか。

 

そういった「環境さえ整えてあげれば接種できる人」を国は放置しています。

 

私が受けた臥床接種「身体に余計な力が入らず痛みが軽減される方法」の1つで、

苦手意識を持つ人は緊張や不安から無意識に身体がギュッと縮こまってしまうので、

その固くなった筋肉に針を刺すことで余計な痛みを感じてしまいます。

 

そして「やっぱり痛いじゃないか」となり、また必要な医療から遠ざかる悪循環

 

「大して痛くないのにトラウマとかwww」とバカにするのは簡単で、楽です。

 

しかし、その人が何かのきっかけ反ワクチン・反医療に流れれば不利益があるし、

まして出産や育児が可能な年齢であれば、その子供までリスクが増えてしまいます。

 

「苦手な当人のため」ではなく「次世代にまで苦手意識を継承させないため」

対策をしようよという話なのですが、まぁ現に「接種は任意だから」とか言って

とにかく責任から逃げるだけの人たちを見るに「こりゃ無理だろうな」とは・・・。

 

国の中枢で高給取りな公務員をしながら「公正世界仮説」にどっぷりハマり、

「失業も感染も自己責任」とか顔出しで言える厚顔無恥さは、ある意味尊敬します。

 

少なくとも「認知バイアス?何それ美味しいの?」状態の人が議員官僚として

幅を利かせられるうちは、日本が上向くことなんて夢のまた夢ですね。

 

 

 

 

 

Twitter(現X)

アスペ嫁(仮)に餌付けをする