ポークジャーキーをにんにくで作りました、生姜のほうが美味しかったです。

どうもアスペ嫁(仮)です。

 

 

皆さんは、都会田舎のどちらに住んでますか?

また、好きに選べるとしたらどちらに住みたいですか?

 

なお、この記事内での田舎とは「自家用車がないと生活が成り立たない地域」を、

都会とは「電車やバス等で豊かな生活を送れる地域」のことを指します。

 

 

 

 

 

「定年したら田舎でのんびり」なんて叶わない

 

身体や精神が老いることで業務の遂行能力が落ちるので、定年があります。

そんなポンコツと化した身体で見知らぬ場所に移住して新生活を構築・・・ですか?

 

身体は重く固くなり、医療機関への受診頻度も増え、思考さえ凝り固まる中で、

自家用車がないと生活もできない地域へ転居するとか、正気の沙汰とは・・・

 

「人は老いるもの」「これからの日本は人口減少による不具合が頻発する」

この2点のみでも「老後の田舎暮らしがいかにヤバいか」は明白なのですが、

なぜか定年した時の開放感と体力が未来永劫続くと思っている方が居るのです。

 

 

 

 

 

そもそもなぜ「都会」と「田舎」があるのか

 

分かる人からすれば、都会での暮らしは

「スケールメリット」の一言で片付く話です。

 

人というのは社会性を持つ賢いサルの群れなので、

完全に孤独では生きていけません。

 

「助け合って仲良く暮らそうよ」などという夢物語や理想論ではなく

「自分ができないことを他人に転嫁するため」の対象者が多いと楽なのです。

 

生来の資質で、獲得した経験や価値観で、限られた人間関係や資源でも

田舎暮らしを営むことが得意な個体は存在します。

 

また「都会だけで都会人の生活は成り立たない」も事実で、

田舎暮らしの素養がある人を貶す意図は、私にはありません。

 

ただ「老後は理想の田舎生活」などと紹介されキラキラ輝いてる人は、

運も含め、それらに恵まれた「稀な成功者」でしかないことに注意が必要なのです。

 

 

 

 

 

田舎暮らしがしたいなら若いうちから

 

コロナの影響で、リモートワークも以前と比べたら格段に増加しました。

よって、仕事のみに限って言えば「地方だから選べない」ということもなくなり

居住地を選ぶ際の自由度は増しています。

 

なので、田舎暮らしを望むのであれば20代のうちに価値観の合う伴侶を見つけ、

まずは遊びに行くところから始め、長期休暇や週末のみ移住と段階を踏んで経験し、

自身の資質や居住地との相性などを慎重に確かめた上で最終決定をしましょう。

 

すでに子供がいる場合には彼らの生活に与える影響にも十分な配慮が必要で、

子供は「親の所有物ではない」という基礎的な人権意識がないと、ただの毒親です。

 

そうすると「田舎暮らしをしたいだけだから独身でいい」と言われそうですが、

伴侶や家族というのは群れの最小単位なので、人らしく生きたいならば必要です。

 

移住者にも別け隔てなく関係を持とうとしてくれるタイプの人は都会に比べれば

多く、寂しい思いをすることはあまりないでしょう。

 

しかし、地域の人は「所詮は地域の人」でしかなく、ひとつ屋根の下で

寝食を共にするような、本当に何気ない会話も臆せずできるような関係

なることができるかというと、多くの方にとってそれは難しいことです。

 

なお「自分以外の人間が同じ空間に居るだけでストレス」という特性を持ち、

かつ強く自覚しているのであれば家族を持たずに移住するのも一つの選択です。

 

「どっちでもいい」「できたらほしい」と思うのであれば、移住してから見つけるよりも「ずっと田舎で暮らしたい」が一致する人を先に見つけるのが無難でしょう。

 

本人に自覚がなくとも、本来の群れの理論から言えば

「都会の方が生きやすい資質を持つ人」の方が割合的には多いので、

あなたの話を聞くうちに「やっぱり便利な場所がいい」となるかもしれません。

 

家族の希望だけでなく、段階を踏んで移住したけれどやはり自分には合わなかった

なったときも、身体がよく動き思考も柔軟な若いうちならやり直しが可能です。

 

生活圏や住居を変えるというのは「自覚している以上に大きなストレス」である

という点を知識として備えておかなければ、精神状態は不安定になります。

 

(仮にメンがヘラっても精神科は地方に少なく、医師と相性が悪いと詰みです)

 

 

 

 

 

「ないない尽くしの生活は虐待である」という価値観

 

ここから先はアスペ嫁(仮)ことブログ主の個人的な価値観の話になるので、

特に興味がないという方はブラウザバックをおすすめします。

 

まず私は、できれば自分で出産を経験し、子育てをしたいと考えています。

 

子供を作って産むとなれば、産科医療の力を借りねばならず。

まして今現在でも35歳という年齢で、不妊治療が必要になるかもしれません。

 

無事に五体満足で産まれてきたとして、怪我や病気になるかもしれないし、

勉強や何らかのスポーツが得意で、高等/専門教育を望むかもしれない。

 

そんな時に「うちは田舎だから諦めて」とは絶対に言いたくないのです。

 

単に進学であれば下宿をするなどの方法をとれますが、

急病や大怪我で大きな病院までが遠く、その為に予後が悪いなど耐えられません。

 

僻地や地方の医療を充実させようと日々邁進する方々がいて、

そのこと自体は素晴らしく、社会的に大きな意義があり

多くの人から必要とされるものではありますが、

私が望むものはそこにはないのです、残念ながら。

 

この記事の冒頭で「選べるならばどちらに住みたいか」と問いかけました。

「選べるならば都会に住みたい」が私の答えだという、それだけのことですね。

 

私は今、交通アクセスがかなり発達した地域に住んでいます。

幼少期から20歳過ぎまでを過ごしたのも「車は利便性のため」という地域です。

 

ですので、なにも都心の超一等地に住みたいだとかは思いません。

過疎にデメリットがあるように、過密になることでの弊害もまたあります。

 

金銭的なメリットからも、自動車の運転に向いていないという特性からも、

「公共交通機関のみで生活に不便のない地域」が最適解だと思っています。

 

 

 

 

 

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