自家製ポークジャーキーが美味すぎてデブまっしぐら、どうもアスペ嫁(仮)です。
私もお世話になっている生活保護制度で、本当に守られているのは誰?という話を
していこうと思います。
【結論から言うと】
受給者だけでなく国民及び定住者、
旅行等の短期滞在者まで全員を
オブラートくらい薄く守っています。
最後のセーフティーネットなので
まず「生活保護」というと、受給者を守っているイメージがありますね。
何らかの理由で生活に困窮し、支援者がおらず、他に使える制度がない或いは
あっても不十分な時に「健康で文化的な最低限度の生活」を保証するという、
有名なアレです。
今回は制度の欠陥について言及、考察は行いません。
生活保護が受けられない人の末路
日本には生活保護制度があるにも関わらず「受給できずに亡くなる事件」
というのが後を絶ちません。
死亡の原因は餓死であったり、自殺や孤独死であったりと様々です。
一方で、食べる物や着るもの欲しさに物品あるいは少額の窃盗をして
何度も捕まる人(常習累犯窃盗)が存在します。
人というのは何を置いてもまず食べなければ生きられませんから、
食うに困ったら「死ぬ」か「奪う」かしかありません。
本来生きられたはずの人を見殺しにするのは「需要を潰す」ということです。
「人には生きているだけで価値がある」というのは「需要を生み出す社会のコマ」
としての役割があるという意味であり、ハイパーお気持ち感情論で「かわいそうだ」
とかの、そんなぬるい話ではありません。
最低限の衣食住があれば犯罪に手を染めずに済んだ人を放置することは
「人らしく生きる選択肢を奪うこと」であり
「何の落ち度もない犯罪被害者を生むこと」でもあります。
生活保護が本当に守っているもの
ここまでの話を全て読んで、生活保護に守られているのが受給者ではないということが、お分かりいただけたでしょうか。
逆にいうなら、これだけシンプルに専門用語を使わずに説明されても分からないのは
ちょっと・・・いや、かなりヤバいです。
同じような話ばかり
少し前の話ですが、全国旅行支援(GoToトラベル)の実施が発表された時に、
皆さんはどう思いましたか?
ネット上には「旅行する余裕のある奴らに支援など要らない」の声が溢れました。
しかし旅行支援とは「コロナで落ち込んだ旅行業界を支援するもの」であり
「余裕ぶっこいてる人の旅行にお小遣いをあげるキャンペーン」ではありません。
単純に言うと「国が100億使って、300億や500億の経済効果を生むもの」です。
この目的を理解せず「100億を配っている」と憤慨する人は、あまりにも無知です。
アベノマスクが配られたときも「こんなしょぼいマスクが欲しいのではない」と
やはり「本当の目的」を理解できない人は多かったように記憶しています。
国民の半数はIQ100以下なわけですから、
説明が足りないのではという批判についてはその通りでしょう。
ですが、そもそも自分に、そしてすぐ憤慨する人達に、
「真摯に説明を聞く姿勢」や「理解できるだけの能力」が本当にあるのか、
という話ではどうでしょう?
「国民全員が納得するまで待っていたのでは手遅れ」という事態が
実際には多く起きていることに気づく人は、どれだけ居るでしょうか。
私だって感情論で物を言う事はあるし、お気持ちツイートもするし、
本質をどれだけ理解しているかと問われれば怪しいものです。
ただ、常に「自分は不完全である」という意識が持てるか持てないかの違い。
ちょっと残念な人の思考パターンをわかりやすく表す言葉にこんなものがあります。
「今だけ、金だけ、自分だけ」
「良くも悪くも、全ては繋がっている」そう日常的に考えると見えてくるものに
人生をよりよく生きるヒントがあるかもしれませんね。