たかっちです
今日はちょっと背筋が寒くなる、
ゾッとする
かもしれない話を・・・
※怖い話が苦手な方はこの先は読んでも読まなくてもどっちゃでもいいです
私はこの数日大阪市内のとある病院に入院してるのですが、
今日お話するのはそこで実際にあった不思議な出来事です。
その日は手術を終え、全身麻酔の影響もあり、
一晩中寝ているのか、起きているのか、
その区別が曖昧な状態が続く一夜を過ごしました。
なので、夢なのか現実なのか今となってはわかりません
一つだけ言えるのは
それは私が確かに体験した
という事です
夜に嫌な夢でも見たのか、ひどくうなされはしたものの朝には幾分熱も下がり、
気分転換の為にと、
前回の入院の時と同じように、
早朝まだ陽が上る前の薄暗い院内を少し歩くことにしました。
コースは半年前に入院したときと同じコースです。
まず2Fの受付
いつもは人でごった返す総合受付もこの時間は誰も居ません。
たまに夜に来ると左の一番前の座席に女性が一人ぽつんと静かに
座ってるの見かけるくらいですが、この日は誰もいませんでした。
そして、その横を通り
外来の整形外科、脳神経外科、皮膚科の横を抜け
放射線科から検査室と中庭を回るように一周して
階段を使って地下1Fまで降ります。
地下1Fは廊下が短く、1F以上に比べフロアが狭いつくりになっているのだと
つい最近までそう思っていたのですが、
どうやらそうではなく、
突き当たり奥に大きな扉があり、その奥に何か部屋があるようです。
何の部屋やかは書いてなかったのでわかりません。
そして、そこから
エレベーターを使いリハビリセンターのある5Fまで上がります。
エレベーターを降りて、リハビリセンターとは逆の左手に向かうと、
突き当たりに扉があり、その先は4階までの屋上の広いスペースになっていて、
神社やちょっとした公園広場になってます。
まず、早朝の5階には誰もいません
奥の屋上広場の前には扉があるのですが、
おそらく、鍵が開いてる事を知ってる人はほとんどいないでしょう
だから
ここで他の誰かと会う事なんてまずありません
これまでにも一度もありませんでした
それが故に、その場所を好んで毎朝通うようになりました
その日もいつものように5階に降り、
暗い廊下を奥まで歩いて
その先の扉に手をかけ奥に開いたとき、
何か、物凄く嫌な感じの違和感を感じました。
その時点で、引き返しておくべきだったのだと
今となっては後悔するしかありません
なぜ、それを開けてしまったのか
とにかく
私はそれを開けてしまったのです
それがすべての始まりでした。
最初はその“違和感”の原因がわかりませんでした。
でも確かに感じる何か
それでもまず、いつものように神社に向かう。
ここれお参りを終え、
フクロウ親子の石像の横を通り中央に位置する円形の植え込みを一周しようとした・・・
その時、、、
ん?!
何かおかしい
違う、何かが違う
何が違うのか・・・???
そう以前、4月に入院していたときも毎日ここに来てたのだ。
その時と明らかに何かが違うという得体の知れない恐怖にも似た
嫌な戦慄に私は見舞われ始めていた。
その真実は知ってはいけない事のように・・・
私はゆっくり後ずさりをし
入ってきた扉へ向かおうと振り返った
刹那、一瞬にして過去の記憶が明白に蘇ってしまった。
もう一度中央の植え込みに目を向けると
鮮明にその時の情景が浮かんで来たのです。
8ヶ月前の同じ場面が!
!!!!!!
そう、
いない
いなくなってる!
8ヶ月前のここに佇んでいたはずの1体の女性の像と、7体の小ぶりな男性の像が
こんなことって有り得るのだろうか?
当時はこの像たちが無くなるなんて全くそんな素振りは感じなかった。
一体どこへ??
いつ?
私は慌てて9Fのナースステーションに駆け込むと
「おい!5Fの屋上スペースの石像はどこへいったんだ?」
と、一番近くにいた看護師に詰め寄った
「え?何の話ですか??」
「何の話?じゃない!5Fの植え込みにあった8体の石像がどこへいったのかと聞いてるんだ!」
「さぁ・・・」
駄目だ、この若い看護師では埒があかない
別のベテラン看護師を呼んでもう一度聞いてみた。
すると、
「とりあえず、点滴打ちましょう」
・・・だめだ
話にならない。
なぜみんなこのことに触れようとしないのか・・・
まるで、触れては行けない暗黙の禁忌事項のように。
私は点滴を受けながら、考えた。
これには何かあると。
どうしても真相が知りたくて、その日の午後私は担当であるリハビリの先生に
それとなく聞いてみた。
「あの、5Fの植え込み。ここ最近で何か変わったと思わないかね?」
「え?さぁ・・ど、どうでしょうね。特に変わってないと思いますが・・・
どうしたんですか?いきなり、ははは・・」
やはり
何か隠してる!
ここは一気呵成に攻めてみよう
「いやぁ、あのふくろう親子の横に・・・
1体の女性と、7体の小ぶりな男性の石像があったでしょ?
いや、あったはずなんだがなぁ、覚えてない??
毎日ここに来てるんだから、覚えてないわけないでしょ?」
ずばり聞いてみた
しかし、
「ありましたかねぇ・・。あったような気もしますがぁ。
すいません、気にして見てなかったので、本当に覚えてないんですよ」
と、うまくかわされてしまった。
これ以上問い詰めるのも気の毒になり、ここまでにしておいた。
リハビリが終わってエレベーターで9Fに上がろうとフロアで待ってると
先ほどのリハビリの先生がやってきて後ろから私を呼び止めた
「あの、少し思い出したことがあります。ちょっと良いですか?」
と、ここではというので、屋上スペースまで移動し、
その現場の植え込みのベンチに腰をかけて話を聞いた。
すると、
彼の話によればその8体の像は確かに8月の初めくらいまではあったと。
しかし、8月9日に出勤すると、朝の掃除のおばさんから、その植え込みに
あった像がなくなってるとボヤいてきたそうだ。
あまり大して気にもしてなかったので「どうせメンテナンスか何かでしょ?」と
その場はごく簡単な会話で終わったという。
なぜそれほど老朽化してない8体の石像がいきなりなくなったことに
何も関心を持たなかったのか、全くバカな話だが、とにかく
8月8日までは像があったことははっきりした。
問題はどこへ消えたのか??
だ。
私は入院中の持てる時間を全て費やして調査に励んだが、
結局手掛かりとなるものは見つからなかった。
もはや今回の件は迷宮入りだな・・・
退院がいよいよ明日と迫った中、入院中に撮った写真を資料として
PCに保存し整理をすることにした。
すると、4月に入院した時から今日までに撮ってきた写真が沢山出てきた。
受傷してからこれまで、思えば長い年月だった。
スノーボードが出来ない日々は辛かったが、その代わりトレーニングに
沢山の山を登りまくった。
それは自分にかけがえのない何かを残してくれたのだな
と、しみじみと登ってきた山々の写真を眺めていた。
あれから8ヶ月か・・・
ん?!
8ヶ月?
待てよ!無くなった石像の数も8体だ!
そして、8ヶ月後の今私はこの病院にいる!!
石像が無くなったのも8月8日・・・
8 、 8 、 8 、 8 ・・・
これは偶然か?
いや、そんな同じ数字が重なり合う偶然なんて確率論的にも有り得ない。
そんな・・・
まさか!
私は震える手でデスクトップにある8月のファイルを開ける
一枚一枚フォルダーの写真を捲っていくと
あった・・・
8月に御嶽山に行った時の写真に
それは・・・写り込んでいた
4月に私が見た8体の像と、この御岳の像が同じものであるのかどうかはわからない
でも確かに
この偶然が起こったことは事実なのである。
ちなみに、
この像は“石像”ではなく、FRP製だったそうな・・・
たかっち






